2004年10月14日、ゆうちゃんは、その日遠足だったので、前日に一足先に母と二人家に戻ったので、１４日は、私一人だけの訪問になりましたでした。

前日、みんなに「ゆうちゃんは、明日は、来れません」と伝えた時に、とても残念そうにしてくれたことがとても印象的でした。

当日、３時間目に、私との交流の時間をとってくださいました。それまでにみんなが、私とどんな交流をしたいかを話し合ってくださったそうです。

１　私のビデオを見る
２　私の話
３　私への質問コーナー
４　ゲーム（フルーツバスケット）
５　校長先生の生ギターで歌を歌う
６　記念撮影

ゲーム、すっかり童心に戻って楽しみました。そして、最後に、天国の将くんに「星の世界」、そして、私とゆうちゃんに「また会える日まで」の歌とみんなからのお手紙をプレゼントしてくれました。

歌の伴奏は、校長先生のギターです。とても気さくな校長先生でビックリ・・・。みんなと記念撮影もできて一時間があっと間に過ぎていきました。記念撮影のあと、私が教室を出るときに子供たちがアドリブでふた手に分かれて手でトンネルを作ってくれてその中を通っての退場・・・。とてもとても、暖かい雰囲気にただただ感動しました。

ゆうちゃんが、あの場にいることができなかったこと、すごく残念でした。ゆうちゃんのためにも、そして、N小学校のみんなのためにも、「絶対、もう一度会いにくるからね」と約束して学校をあとにしました。

私は、すべての出会いを大切にしたいと思っています。今回のN小学校訪問も、何年か経ったときに、『N小学校の訪問でいろんなことを感じて考えてきたから、今の私があるんだ』と思えるような出会いにしたいと思っています。そのために、みんなと一緒に過ごした時間やみんなの思いに心を傾けて何かを探せたらと思っています。

みんなも、私達とであったことで何かを感じてこれからの人生の中のほんの一部でいいからあの時の出会いのおかげで今の自分があるんだというものを見つけてくれたらいいなぁと思っています。

帰るときに、N小学校の低学年の子供たちが作ったという「さつまいも」をお土産にいただきました。子供たちだけでなく先生も、とっても暖かさをたくさん感じることができた学校でした。