授業でHPを使ってくださる方は、こちらからご一報くださいね(o^-')b
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※学校名は、基本伏せさせていただいておりますが ご希望があれば 掲載させていただくことも可能です。
石川県N小学校との交流
担任の先生の思い2004年10月
私が将優ママさんのことを知ったのは2年前でした。このHPをたまたま見つけ、目がくぎ付けになりました。震災の恐ろしさと同時に大切な子供を失った母親の気持ちが伝わってきて、涙が止まらなかったことを覚えています。ぜひ、子どもたちと授業をしたいとおもいました。そのとき担任をしていた6年生と授業をしました。その時のことは今でもわすれられません。そして、昨年の冬、ふらりと立ち寄った書店で将優ママさんの本を見つけけたのです。驚きとうれしさで、即買い求め、家で読みました。悲しみから一生懸命立ち上がってこられたことにうれしくなり、その気持ちをメールで送ったのが始まりでした。将優ママさんは現在、語り部のお仕事をなさっていて、自分の体験をお話されておいでます。今年にはり、将優ママさんのお話で授業をする予定でいることをお伝えしたところ、
「N小学校の子どもたちと交流させてもらえたら」というお話をいただきました。生き残った双子のゆうちゃんと一緒にということでした。わざわざ神戸からいらしていただくのも申し訳ないと思ったのですが、みんなが「命」に考えるまたとない機会だと思い、いらしていただくことにしました。そして、13日にそれが実現し、初めてお会いできたのです。
将優ママさんはみんなのどんな質問にも明るく、強く答えて下さいました。(実はスマップのフアンだそうです。)息子の死を思い出すなんてつらすぎると心配したのですが、「気にしないで、私は何を言われてもだいじょうぶ。」といっておいでました。こんなに悲しいことがおこるなんて誰にもわかりませんでした。そして、自分の命がどこで終わるかなど、知ることもできません。命は自分で縮めることはあっても、自由に伸ばすことはできません。だからこそ、今こうやって生きていることはあたりまえのようだけど、とてもすばらしいことだと思わずにはいられません。これからは今までよりもっと自分を大切にしてほしい、周りにいる人の命も自分と同じくらい大切にしてほしいと思います。
将優ママさんの悲しみなど私たちには計り知れないけれど、こうやって神戸から来て、語ってもらったことにより、大切なことをたくさん教えてもらえました。そして、将優ママさんのような悲しい思いをもちながら懸命に生きている人が、神戸にはたくさんいるということも決して忘れてはならないですね。将優ママさんが、「私もみんなから何かを学ぼうと思ってここにきたんだよ。」と初めにおっしゃいました。私たちが学ぶと同時に将優ママさんも学んでくれていたのです。どんな時でも、人は支え合って生きているのだな・・・としみじみ思いました。
N小学校学級通信から
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担任の先生の思い2004年11月
10月の授業から1ヶ月あまりたった11月22日。将優ママさんが今度はゆうちゃんとお父さんそして将君(写真)そしてワンちゃんと家族そろって再びN小学校をおとずれてくださいました。こんなに早く再会が実現するとは思ってもいなかったのでみんな大喜びでした。
この一月の間に新潟に大きな地震があったり、悲しい事件にまきこまれて命を落とす人がいたりし、心を痛めていたみんなでしたが、将優ママさん家族も新潟で被災された人々のことを心配していることや10年前のことがよみがりとてもつらい気持ちでいることも話してくださいました。また、阪神大震災時のお父さんの気持ちも聞くことができ、あらためて命を失うことの悲しみを知りました。
10月に将優ママさんから命の大切さを学んだみんなは、そのことを生かして「何か自分たちにできることがないか」と一歩ふみだそうとしているけれどどうしたらいきいいかわからず踏み出せないでいました。けれど、将優ママさんご家族にたくさん質問し、ちょっとヒントをもらえたようでした。
また、ゲームなどを通じて自分たちのことも知ってもらえ、この前よりもぐんと仲良くなれました。またまたあえるといいね。そしてその時にいい報告ができるようにこの日のことを大切に生かしていきましょう。
N小学校学級通信から
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