1歳半で阪神大震災で天国へ旅立った息子と生きていてくれた娘のために
 

学校からいただいた感想のお部屋へ
学校からいただいた感想のお部屋2

 

【 学校との交流 】
中学校2年道徳の副読本 
2009年版「あすを生きる」
に掲載していただきました
 
福岡県中間中学校 訪問

福岡県中間南中学校 訪問

石川県N小学校5年生 訪問
大阪府高槻市 阿武野中学校
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学校からいただいた感想のお部屋2
授業案の紹介『TOSSランド』など
感想をお待ちしています

授業でHPを使ってくださる方は、こちらからご一報くださいね(o^-')b


学校からいただいた感想のお部屋 1へ   
学校からいただいた感想のお部屋 2へ(2012年11月22日から) 

みなさんからいただいた感想をHP(ブログ)に掲載させていただいています。
掲載していいよとおっしゃっていただける学校は、感想を送っていただけるときに
その旨を書いていただけると嬉しいです。宜しくお願いします。

※学校名は、基本伏せさせていただいておりますが ご希望があれば 掲載させていただくことも可能です。


奈良県のQ小学校 5年生のお部屋

2005年1月18日、奈良県のQ小学校の5年生の先生より
『「将君のホームページ」を使って道徳の授業をしました。』というメールを
下記で紹介させていただくメッセージを添えていただきました。

「しょう君の命」が、HPを通じて、10年前のあの日で終わったのではなく、
未来に続いていくことができるのかなと感じています。
ありがとうございました。

今の5年生は,震災の記憶がない子どもたちです。が,震災忌の翌日ということもあり,真剣に聞いてくれました。地震の規模とか被害状況とかいうことはさておき,まずは大事な人が亡くなるという事態を自分に引き寄せて考えてほしいと私は思いました。

震災被害の実相を子どもたちに伝えようとするとき,私たち教師は6000人以上の犠牲者とか阪神高速が落ちたとか大規模な火災とか,そんなことばかり語りがちです。
しかし,たった1人を失うことがいかに大きな悲しみであるか。それを想像させるほうが,子どもたちに震災をリアルに感じさせることができると思います。

「将君」のメッセージは,子どもたちの胸に確実に届いています。今後も,悲しみを,そしてまた悲しみを乗り越えていく姿を,HPを通じて多くの人々に伝えていってください。

すばらしい学習の機会を与えてくださったことに感謝します。


奈良県のQ小学校 5年生からの感想

(1)
ぼくはおかあさんおとうさんはやさしいおかあさんとおとうさんと思いました。おかあさんのこどものためにいきるよろこびをぼくもしりました。
(2)
今日,はんしんあわじ大しんさいでしんだ将ちゃんのお母さんがつくった将ちゃんのホームページというのを見てべんきょうしました。はんしんあわじだいしんさいでは約6000という人が死にました。将ちゃんのかぞくやしんさいで家ぞくをうしなったひとはかわいそうだなと思いました。
(3)
私は,一番の大親友の子がとつぜんいなくなったらと考えると,目がうるうるしてきました。もし,しょうちゃんが生きていたら,いまごろ中学生ですよね。やっぱり大切な人がいなくなったら,その人とかわってあげたいという気持ちはわかります
(4)
しょうくんはしん災でタンスの下じきになり亡くなって天国にいったけど楽しくしてるといいなと思う。お母さんこれからもがんばってください。
(5)
私は,阪神あわじだいしんさいで,地しんでゆれているのに,私はねていて,お父さんにまもられたよ。とお母さんは言っていました。でも,そんなにひどい地しんだとは,思いもしませんでした。人々は,くるしんだりしているのに,私たちは,…すごく悲しいと思います。
(6)
わたしは,おかあさん,おとうさんは,とてもつらかったとおもいます。ほんとは4人かぞくなのに,3人になってしまって,かわいそうとおもっています。でもしょうくんは天国でしあわせにしているとおもいます。
(7)
お父さんとお母さんは,すごくやさしい人だと思います。とくにお母さんは,すごく思いやりのある人だと思います。でも,しょうくんが阪神大しん災の時にタンスの下じきになって亡くなったのは,すごく残念です。
(8)
このしょうくんのお母さんはすごくしょうくんのことを思ったお母さんで,この勉強をして家族がどれだけ大事かわかった。そんなに小さい子がなくなるなんてすごくかわいそう。
(9)
私が今生きている事が奇せきだとおもった。自分もみんなも,いつでも死ととなり合わせという事が分かった。いつもの様にねている将ちゃんも,あっという間に死の道へ行った。人間は,自然にはとてもかなわない弱いそんざいだという事が分かった。
(10)
もし,私の大の友達がしんでしまったらどんだけかなしいかこのじしんのじゅぎょうでわかりました。私のお父さんは,はんしんあわじ大しんさいをけいけんした1人です。私のお父さんは,しんゆうを1人なくしたそうです。じしんで何人かしんでいるときいて,なんだか,じしんがとてもこわくなりました。
(11)
阪神あわじだいしんさいは,とてもこわいです。もし,大切な人が死んでしまったらもう気がどうてんしてしまいます。地しんがおきたとき,私とお姉ちゃんは死にそうでした。生きててよかったです。
(12)
阪神あわじ大しんさいで約6000人もの人がなくなって,その1人が将くんだと思います。だけど死んでもぜったい将くんは,天国に行って友だちをたくさんつくっていると思います。
(13)
死んじゃった将くんもかわいそうだけど残されたお母さんもかわいそうだと思います。お母さんの気が変になっちゃってもおかしくはないと思う。でも,将くんはお母さんが生きててくれて,うれしいと思っていると思います。
(14)
とてもしょうくんがかわいそう。お母さんはとてもやさしい人だった。しょうくんはきっと天国で幸せにくらしていると思う。改めて,阪神あわ路大しん災のこわさを知った。
(15)
将くんは死んでしまったけど将くんのぶんまでお母さんが生きていれば将くんはうれしいと思います。将くんの命はないけど,お母さんの命はある!将くんのぶんまで生きてあげてください。
(16)
ぼくは,しょうくんもお母さんもかわいそうです。お母さんはしょうくんにあやまるところは1つもありません。できるだけのことをして死んじゃったんだからいいと思います。
(17)
阪神あわじだいしんさいで死んだ人がいっぱいいるので,とってもこわいです。将君が私はとってもかわいそうです。でもお母さんのせいじゃないと,私は思います。
(18)
しょう君は,阪神大震災で死んでしまった。でも,しょう君を一番思っているお母さんがすごい努力して,しょう君をなんとかたすけようと思った。私はそれが一番いいことだなあと思いました。しょう君は,天国で幸せになっていると思います。

★将君のホームページ内のすべての文章の無断転用はお断りいたします★
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