1歳半で阪神大震災で天国へ旅立った息子と生きていてくれた娘のために
 

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学校からいただいた感想のお部屋2

 

【 学校との交流 】
中学校2年道徳の副読本 
2009年版「あすを生きる」
に掲載していただきました
 
福岡県中間中学校 訪問

福岡県中間南中学校 訪問

石川県N小学校5年生 訪問
大阪府高槻市 阿武野中学校
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授業案の紹介『TOSSランド』など
感想をお待ちしています

授業でHPを使ってくださる方は、こちらからご一報くださいね(o^-')b


学校からいただいた感想のお部屋 1へ   
学校からいただいた感想のお部屋 2へ(2012年11月22日から) 

みなさんからいただいた感想をHP(ブログ)に掲載させていただいています。
掲載していいよとおっしゃっていただける学校は、感想を送っていただけるときに
その旨を書いていただけると嬉しいです。宜しくお願いします。

※学校名は、基本伏せさせていただいておりますが ご希望があれば 掲載させていただくことも可能です。


岩手県のL小学校5年生のお部屋

2003年11月15日、岩手県のF小学校の2年生の授業参観で
「将君のホームページ」をもとに道徳の授業をしてくださった先生から
2004年5月にメールをいただきました 。

同じ岩手県のL小学校に転勤になられたとの事。

その学校の授業参観で、再び「将君のホームページ」を資料として
使ってくださいました。今度の学年は、将くんとゆうちゃんと同じ5年生。

まだまだ、子供ただと思っていた年齢ですが、親が気がつかないうちに
びっくりするほど、大人に向かって成長しています。

人生の中で辛く苦しいことがあった時にこの授業のことを思い出してくれて
もう一日頑張ってみようかな、生きてみようかなって
思い出してもらえた時に、「将くんの命」は、輝けるものになるのかもしれません。


その時に、皆さんが書いてくださったお手紙を紹介させていただきます。

岩手のL小学校5年生からの感想
(一部保護者の方からの感想もあります)

(1)
もう、泣きたいくらい感動しました。 将くんがいなくてさみしい思いがとても伝わってきました。 将くんが亡くなってから、お母さんと優ちゃんはとても悲しかったですよね。 もう、あの地震が起きないといいですね。(K.H)
(2)
将くん、優ちゃんのお母さんへ
ぼくは、地震がとてもきらいです。すごくゆれ、ガラスが割れ、いろいろなものが落ちてきてとってもこわいからです。 将くんは亡くなってしまったけれど、天国から見守っていると思うので、将くんのためにも優ちゃんを大切に育ててください。(O.K)
(3)
将くん、優ちゃんのお母さんへ
ぼくは、地震がとてもきらいです。すごくゆれ、ガラスが割れ、いろいろなものが落ちてきてとってもこわいからです。 将くんは亡くなってしまったけれど、天国から見守っていると思うので、将くんの
ためにも優ちゃんを大切に育ててください。(O.K)
(4)O.Uさん
将くんへ
将くん、お母さんは、将くんのために、たくさん苦労してくれているよ。その心を、将くんが受け入れてくれるといいな。 お母さんが、将くんのところにいくまでがんばってね。応援しているよ!!(O.
S)
(5)
将くんや優ちゃんの思いがすごく伝わってきました。それから、お母さんの思いもたくさん伝わってきました。 たった一人亡くなっただけでも、こんなにも悲しくて苦しくてつらいなんて、と私は思いました。 世の中には自分の心の弱さに負け、自殺をしてしまったり、簡単に人間を殺す人までもいる。そんな世の中にも誰かの励ましに、死ぬのをやめ、立ち直ろうとしてがんばっている人もいるんだなと思いました。 そんな将くんや優ちゃんの家族のことを考えると、ちょっとしたことでクヨクヨしちゃいけないと思いました。(K.Y)
(6)
今日の話を聞いて、地震はとてもこわいと思いました。 それから、将くんのお母さんは将くんのところへ行こうと思ってもがんばって生きていて、とてもがんばっているなあと思ったし、優ちゃんが生きていて本当によかったと思いました。あと、本を早く読みたいなあと思いました。(K.R)
(7)
将くん、優ちゃんのお母さんは、双子の一人がいなくなって、さみしいと思いました。でも、お母さんも、将くんがいなくなっても、がんばって生きてるんだなあと思いました。とてもかわいそうな話だなあと思いました。 大きなじしんがきたときは、私もこわいけど、将くんたちのお母さんはもっとこわかったと思います。だけど、またそこから立ち上がって生きていくのは、すごいと思いました。(M.N)
(8)
将くん、優ちゃんはなかがすっごくよかったのに・・・はなればなれになっちゃった。かわいそうだと思います。今、将くんが生きてたら、今でも仲良かったのかな。 私も、将くんの分も、せいいっぱい生きていこうと思いました。 私も、二年生のとき、大好きだったひいおばあちゃんが亡くなり、本当に悲しく、今でもそのひいおばあちゃんからもらったかがみを大切にしています。将くんのお母さんも、そのくらい悲しかったと思います。(H.M)
(9)
がんばって産んだかわいいふたごの赤ちゃんがしんじゃって、お母さんも優ちゃんも将くんもかわいそうです。 でも、優ちゃんがいるからがんばってください。優ちゃんもがんばってください。将くんも、お母さんのことを応援していると思います。がんばってください。(T.A)
(10)
ぼくは、この話を聞いて、あの地震は人の命を取るとてもいやなやつだと思いました。将くんのお母さんは、将くんと天国に行きたいと思ったんですね。 優ちゃんが、将くんの写真をはなさなかったのは、将くんのことを忘れられないんだなと思いました。(F.S)
(11)
将くん、優ちゃん、小さいときに、たいへんなことがあって、ふたごで、いつもいっしょにいたのに、わかれわかれになったんだね。優ちゃんは、がんばって生きて、将くんの分も元気に楽しく生きていくんだし、お母さんに笑顔を見せてほしいなと思いました。 将くんのお母さん、一番悲しい思いをしたと思うんだけど、今は優ちゃんのために生きて、笑顔でいられたらとってもいいと思いました。 私も、身近な人が死んでしまったことがあるから分かるけど、今は、元気に楽しく笑顔でいるから、将くん、優ちゃんのお母さんも元気に笑顔でがんばってください。(T.S)
(12)
優ちゃんや、将くんのお母さんは、苦しいことも乗りこえて、今を大切に生きているんだなあと思いました。そして、今、できることをしっかりやっているんだと思いました。 こんな悲しい思いを他の人に伝えて、もう苦しませたくないという想いはすごく分かります。(C.T)
(13)
ぼくも、もしそういうことがあったら将くんのお母さんみたいに思うかもしれないけれど、そんなことがあっても、希望だけは絶対になくさずに生きようと思いました。 ぼくは、ずっと前に大切な人が死んでいるけれど、そういうことをあまり考えたくないです。(A.K)
(14)
悲しい話で、ぼくも涙目になりました。 将くんの気持ちと優ちゃんの気持ちを知りたいな。お母さんはかわいそうだと思いました。(A.T)
(15)
今日は、道徳の勉強をしました。将くんが地震で亡くなって、天国に行ってしまって、将くんのお母さんがとてもかわいそうだと思いました。 でも、将くんのお母さんは、将くんの分まで生きていくのだから、将くんは今も天国て生きていると思います。(I.H)
(16)
将くん 優ちゃんのママへ
6月3日木曜日、五校時に、将くんと優ちゃんの話をききました。 はじめて、悲しんでいる人の気持ちがちょっぴりわかりました。 悪いのは自分だなんて思わないでくださいね。 悪いのは、地震です。 一生懸命、汗をたらして産んだ、1年半後にきた地震が悪いのです。 将くんを窓際においてしまった自分を責めないでください。(N.M)
(17)
阪神淡路大震災で、将くんがタンスの下敷きになってしまって、お母さんはとても悲しかったと思います。優ちゃんは助かってよかったけど、将くんが死んじゃって悲しいです。 優ちゃんが、将くんの写真ができたとき、ぶつだんにのっけていた写真をとって、そのぶつだんにのせようとすると、泣き出したそうですね。とても仲が良かったのだと思います。将くんが死んじゃって、お母さんも優ちゃんもとても悲しいと思います。(F.Y)
(18)
私は、この話を聞いて、なんでも、だめだとすぐあきらめてはいけない、そばに苦しんでいる人がいるということを忘れないで生きていこうと思いました。 亡くなってしまった将くん。天国で元気に遊んでる顔を思い浮かべると悲しくなってしまいます。 将くんが亡くなったとき、心の中で思った言葉は分からないけど、将くんが見ているような気がしました。(H.H)
(19)
将くん、一年半という短い時間だったけど、とても楽しかったでしょう。いつかお父さんやお母さんや優ちゃんと天国で会えるといいね。 将くんはつらいと思う。お母さんもみんなつらい気持ちだと思う。だけど、天国で待っていれば、家族みんなでむかえにいくよ。(T.Y)
(20)
今日この勉強で、「ゆうへ」という本の手紙を聞いて、悲しくなってきて、涙が止まらなくなってしまいました。 私も3年前に大事な人を亡くしてしまって、とっても悲しくてたまらない気持ちで
す。(T.R)

(21)
こんな悲しいことがもうなければいいと思う。将くんを失ったのだから、優ちゃんもなくさないでほしい。 優ちゃんを大切に育てて、将くんと会えるといいと思います。(F.M)
(22)
泣きたいくらい感動しました。 将くんが亡くなって、苦しいほど悲しかったと思います。 でも将くんは、優ちゃんとお母さんの中でずっと生きていると思います。(T.S)
(23)
 ぼくたちは、どんなに苦しいことがあっても、死にたいなんて思ってはいけないと思いました。 だってこんなに悲しいことがあるし、自分の命は世界にたった一つしかないんだから。 どんなに苦しいことがあっても、つらいことがあっても、精一杯生きていきたいと思います。(K.N)
(24)
将くんのお母さん、そんなに泣かないで。先のことより、今を考えた方がいいと思うよ。 将くんはもうもどらないけど、お母さんがなくと、天国の将くんも、おれも泣くから泣かないで。(F.K)
(25)
とてもかなしくて、かわいそうで、優ちゃんもお母さんもみんな本当にかわいそうでした。 私もおとなになって、子どもが出来て、もしそんな事があっても、くじけないで生きていこうと思いました。 将くんと優ちゃんの事をもっとたくさんの人に知ってほしいと思いました。 優ちゃんとお母さん、その他にも、たくさんの人がなみだをながしたり、こらえたりして、生きているんだろうなあと思いました。(H.K)
(26)
将くんのお母さんは、優ちゃんといっしょに過ごして将くんの分までがんばっていこうとしていました。ぼくは感動しました。(M.T)
(27)
今日の学習で、ぼくは、将くんのお母さんに教えられました。どんなにつらいことがあっても、自殺しようと思っても、命を大切にすることを・・・。 ぼくはどんなことがあっても生きていきたいです。(S.T)
(28)
今日は、道徳で将くんと優ちゃんのことが分かりました。将くんが亡くなって、将くんのお母さんも悲しかったんだろうなと思いました。あと、他の人もそうならないようにしていくといいなと思いました。(N.K)
(29)
今日はとても悲しいことを聞きました。 こうしてみると、今幸せに生きている自分がよかったと思います。 将くんが元気にしてる姿を見れたら、これよりいい幸せはないと思います。 優ちゃんには、残りの人生を最後までがんばってほしいです。(O.T)
(30)
ぼくは普通に何事もなく生まれたけど、将くんは、1年と8ヶ月でなくなっちゃったので、すごくショックだったと思います。ぼくも、将くんの分もがんばりたいです。(T.H)
(31)
優ちゃんを育てていくことに決めて、自殺よりも育てていく方がよかったと思います。 お母さんの悲しい気持ちが伝わってきました。 将くんがなくなったのは、悲しいけど、がんばって生きていこうとしたことは正しかったと思います。ぼくは感動しました。(T.S)
(32)
今日の道徳で、とっても命が大切だということが分かりました。将くんが死んじゃっても、将くんの分まで生きていこうと思うなんてすごいです。 それに、将くんは、お母さんにもっと生きてほしいと思っていると思います。 将くんの心の中に、絶対、お母さんが入っていると思います。(O.Y)
(33)
将くんへ
これからも、将くんのお母さんが困ったとき、絶対がんばれと応援してあげて、お母さんを元気にしてあげてね。
優ちゃんへ
これからも、悲しみに負けず元気に楽しく暮らしてね。いつも将くんは、優ちゃんのそばにいるからね。いなくても、心の中にいつもいるよ。
優ちゃん、将くんのお母さんへ
苦しい思い出たくさんあると思います。 でも、それを乗りこえたお母さんは、とってもすてきです。私は、そういう人が大好きです。これからも、悲しみに負けないようにがんばってください。将くんは、い
つも、お母さんの心の中にいると思います。(O.F)
(34)
お母さんへ
とつぜんのでき事に言葉を失ったと思います。将くんのもとへいこうと考えた事もあったと聞きました。でもその苦しみをがんばってのりこえたことをとてもそんけいします。「将くんがいない。」と感じただけで悲しくなるのに、優ちゃんのことを考えたお母さんがかわいそうです。わたしは、将くんがいないと考えただけでなみだが出てきます。
優ちゃんへ
いつもなかよくあそんでた将くんがいなくなってものすごくショックだと思います。私は四人兄弟です。わたしは自分と同じ歳と考えただけでかわいそうです。
将くんへ
天国で優ちゃんやお母さんや、お父さんを見守っててね。(W.M)
(35)
将くんは、はんしんあわじ大しんさい、大きな大きなじしんにまきこまれてしまい、1年と半年しか生きられませんでした。私たちと同じ歳の子が、ほんとうに短い間しか生きれなかったのがとてもかわいそうでした。 将くんのお母さん。将くんは1年半という短い間だったけど、一生けんめい生きてきました。じしんにまきこまれていなかったら、私達みたいなごくふつうの五年生になり、優ちゃんといっしょに生きて、いっしょに遊んで楽しかったと思います。 私も1年生のときに友達をなくしてしまったので、その気持ちは分かります。だけどお母さんはどんなにかなしくても死なないでください。(S.M)
(36)
私は、将くんたちが仲良くいつも遊んでいたのをうらやましく思いました。将くんが、じしんの時に亡くなったのがかわいそうに思います。私は知らない子だけど、この小学校にいた子も事故で亡くなっています。さみしいです。(N.A)
(37)
今日、将くんと優ちゃんとそのお母さんの話を聞きました。うまれて、二年くらいしかたっていないのに、将くんがなくなってしまって、お母さんは苦しい人生になって、将くんのところへいこうと思ったのに、優ちゃんのおかげで、その苦しい人生からはい上がってくるなんて、すごいです。ぼくが、だれか家族をなくしたら、苦しみからはい上がれないと思います。(S.K)
(38)
将くんと優ちゃんの話を聞いて思い出したことがあります。 私が4年生のときに、お母さんが、歯からくるまひになってしまい、どうにもできなくなってしまったことがありました。これからはしっかりお母さんのことをまもっていきたいです。(S.J)
(39)
 
(40)参観されたお母さんより
今日は、感動する授業を見せていただき、ありがとうございました。 命を粗末にしたり、物のように扱ったり、そんな風潮の中で、子供たちは、命の大切さ、重さといったものをどうとらえているのだろうと、前からたびたび考えさせられていました。それは同時に、命を軽く考えるような人間には決してなってほしくないということなのです。
今日の授業では、子供たちは「命の大切さ」という価値を自分のものとしてとらえ、自分なりに考えを持つことができたのではないでしょうか。また、どんな困難に遭っても、乗りこえて強く生きるという姿勢を将くんのママから学んだように思いました。自分たちと同い歳の将くんは、一才半で亡くなってしまったけれど、残したもの、与えたものはたくさんあるということを、子供たちは今日の授業で気づくことができました。先生の用意周到な授業、そして何よりも子供たちに「命の大切さ」を伝えたい
という熱意に感謝いたします。あらためて我が子を愛しく感じることができました。ありがとうございました。

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