阪神大震災で天国へ旅立った息子と生き残ってくれた娘へ
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秋田県のＥ小学校３年生のお部屋
ここでは、2003年12月5日に行われた
Ｅ小学校の３年生の授業参観ごに保護者の皆様からいただいた
感想を紹介させていただきます。
秋田のＥ小学校３年生のみんなからの感想
| 1 |
| 将くんは天国でお母さんがいなくてだいじょうぶですか。ぼくはだいじょうぶです。人生はどのように生きていますか。将くんは元気ですか。ぼくは元気です。将くんは楽しいですか。ぼくは楽しいです。 |
| 2 |
| 私はこの話を初めてしりました。将くんは死んでしまったけれど，優ちゃんは生き残ってよかったです。わたしはまだ生まれていなかったので，地しんがあったのも知らなかったけど，天国に行ったら将くんにあいたいです。将くんはお母さんの見ていないところで心はどんどん成長していると思います。将くんはお母さんにそっと「がんばれ」と声をかけてくれていると思います。 |
| 3 |
| ８時５０分に将くんは阪神あわじ大地震で死んでしまって天国に行ってしまいました。話を聞いてとても悲しかったです。これをホームページでみんなに何を教えようとしたのかはわかりません。しかし，みんなに将くんのことを教えたかったのだと思います。 |
| 4 |
| 将くんが死んで天国に行ってしまいました。だから本当のことを将くんに見せてあげたいと思ってホームページにのせたのだと思います。そうしたら，将くんがゆるしてくれると思いました。それを読んでくれた人は，おかあさんの気持ちをわかってくれると思います。 |
| 5 |
| ママも将くんもとってもかわいそうでした。将くんは天国でいっぱい友だちをつくって，思い出をたくさんつくってください。家族のみんなも将くんのためにがんばってくれるんじゃあないかな。生まれて２年もたたずに死んでしまうなんて・・・ こんな地しんにあわなきゃよかったのに。いつまでも元気でいてください。 |
| 6 |
| 将くんはお母さんやお父さんとはなれてさみしいのかな？ でも，お母さんやお父さんもいつか将くんの住んでいる天国に行くよ。お母さんは将くんのことをわすれないって言っていたからね。将くんのお母さん，将くんをわすれないでください。 |
| 7 |
| なんで本の題名が「ゆうへ」なのかぎもんに思いました。生まれたのに１さい６ヶ月でなくなったのでざんねんですね。いつ，どこで地しんがおきるかわからないので，近くにはたんすなどのたおれるものをおかないうようにしたいです。 |
| 8 |
| 将くん，今，私もこのことを聞いて悲しいと思っています。将くんも悲しいでしょう。友だちはたくさんできましたか。１月１７日８時５０分に将くんは死んだんだよ。ゆうちゃんはなかよく小学校生活をしているでしょう。将くんも友だちをつくって，なかよく天国でくらしてください。ゆうちゃんはもう４年生です。１年生の勉強もがんばってとうとう４年生になりました。将くんが生きていれば，１年生がすぎ，４年生になっていますね。だけど，はんしんあわじおお地しんがおきたから，しょうくんはタンスの下じきになってしまいました。それに気づいたおかあさんは，将くんをたすけようと，たくさんの時間をすぎてやっと将くんを助けられたけど，そのときはもう将くんは死んでいました。ゆうちゃんはもうちょっとで冬休みです。将くんもいればゆうちゃんとなかよく冬休みを過ごせたことでしょう。優ちゃんの心は，将くんとなかよく遊んで，勉強もいっしょにやって，いっしょに学校にも行ったり来たりできたと思います。 |
| 9 |
| 将くんのお母さんがホームページにかいたのは，みんなにこうなってほしくないと思ったからだと私は思いました。とても悲しい話で，感動しました。「ゆうへ」という本やホームページを見たら，将くんだけどうしてなくなってしまったのか，考えてみたいです。将くんとその家族のみんなは，将くんがなくなってもみんなが生きていれば，将くんも喜ぶと思います。 |
| 10 |
| 今日はとてもいい，それに，心に残る勉強でした。将くんのお母さんの心に残るきずができたと思います。将くんは長生きができなかったけれど，将くんのおうちに生まれてよかったんじゃないかと思いました。今，私より１年早く生まれ，そして，わたしより早くいなくなってしまった将くんに，思いと伝えたいとお母さんはホームページをつくったともいます。将くんが助かるようにという願いがかなわなかったお母さんは，きっとその日はショックだったと思います。それに，私たちより年上の将くんは今は天国でたくさんのお友だちをつくっているんじゃないかと思います。私が天国に行ったら，将くんと会いたいです。 |
| 11 |
| 将くんのお母さんはみんなに地しんのこわさや自分の子どもが死んだときの悲しさや，つらさをわかってほしいと思ったともいます。私は，この道徳の勉強をして，命の大切さをはじめてわかりました。あしたからは，友だちを大切にして，天国にいる将くんや，それからゆうちゃんをおうえんして，自分の命をもっと大切にして生きていきたいです。 |
| 12 |
| 将くんとゆうちゃんの双子が生まれて，とてもうれしいと思っていたでしょう。けど，１月１７日のいきなりの地しんで将くんがタンスの下じきになり，病院に行ったけれどいっぱい人がいて，医者が来るまで心ぞうマッサージをしたけど，８時５０分に亡くなってしまいました。とても，かわいそうでした。ホームページを見たら，将くんのことを思い出したいです。 |
| 13 |
| 将くんのママは将くんをさがしています。ママは，将くんを守ってあげられなかったから。タンスから守ってやれなかったから。ママが将くんのそばにいてやれば，今でも生きていたのに。どうして将くんは死んでしまったの？ゆうちゃんを残したままで，どうして将くんは死んでしまったの？そんなのは将くんにきいてもわかんないよね。 |
| 14 |
| 将くんはとてもかわいそうだと思います。タンスのしたじきになってとてもいたかったと思います。将くんのお母さんは将くんをたすけるためにタンスを起こしたり，しんぞうマッサージをしたりたいへんだったと思います。将くんは天国にいってしまって，お母さんはとても悲しかったと思います。 |
| 15 |
| 将くんは家族とはなればなれになって，とてもさみしいと思っているね。とつぜん大きな地しんがあるとは思わなかったね。病院に行って心ぞうマッサージをしているとき，お医者さんはどうして「もうやめなさい」と言ったのかな。心ぞうマッサージをやめなければ助かったかもしれないのに。将くんは星になってしまったけれど，空の上で家族や友だち，そうみんなを上からみててほしいね。 |
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