秋田県のE小学校3年生のお部屋



ここでは、E小学校のみなさんが
2004年1月17日に行われる「阪神大震災の追悼式」に向けて
『将君へのお手紙』を書いてくださいました。

子供たちの素直な言葉で綴られたお手紙を読ませていただいて
将君が今も生き続けていることを感じられずにはいられません

このような機会を作ってくださった
先生に感謝しております

秋田のE小学校3年生のみんなから将君へのお手紙2(17〜32)

17
将くん,ぼくに命の大切さを教えてくれてありがとうございました。将くんは死んでいても,将くんのお母さんは将くんを守ってくれていることでしょう。将くんはもう友だちができましたか。天国にいてもずっとずうと元気でいてください。今,生きているゆうちゃんもお母さんも,将くんのことを心配していることでしょう。
18
今,天国で何をしていますか。天国では友だちはできましたか。あの地しんがなかったらよかったのに。将くんのお母さんはこんなことを言っていたよ。将くんがタンスの下じきになって,病院にすぐに連れて行って心ぞうマッサージをやってもらって,次は将くんのお母さんがやって,先生が将くんの手に数字を書いて。お母さんはとても悲しかったと思うよ。
19
将くんは今,天国で何をしているんですか。きっと今は学校で楽しくくらしていますか。ぼくはすごく感動しました。天国へどうやっていったんですか。ぼくもひこうきで将くんに会いたいと思いました。命の大切さを教えてくれてありがとうございます。いじめられないように,気を付けてください。ぼくは高井将くんに会いたいと思いました。
20
将くんは死んでなくなってしまったんだよね。私もお兄ちゃんをなくしています。わたしのお兄ちゃんとなかよくあそんでいますか?将くんがなくなったとき,ママはないてしまったんだ。将くんの赤ちゃんから小学校までのアルバムをつくりたかったんじゃないかな。ママは,将くんを小学校に入れたかったんじゃないのかな。
21
死んでから9年になりましたね。ぼくもかわいそうに思います。将くんの話を聞いて,命の大切さを知りました。ありがとうございました。ぼくも9年前にぼくが生まれた後に弟が生まれそうになって,お母さんが生んだ後すぐに死んでしまいました。そういうお話です。将くんが死なきゃよかったのにと思います。ゆうちゃんを大事にしてください。
22
1月17日になくなってしまって,かわいそうだね。ぼくは2003年まで生きているよ。将くんはさみしいときも悲しいときも,きっと将くんのお母さんがついているから,天国でゆっくり休んでいてね。あと,将くんの本当のかおをみてみたいなと思いました。将くんがよろこぶようにこれからもいろんなものをつくってあげるから。
23
天国で元気にくらしていますか。わたしたちは今,命の大切さを勉強しています。将くんは天国の学校で何の勉強をしていますか。わたしは,この勉強をしてもっと命の大切さをわかりました。将くんはわたしたちよりも早く生まれて,私たちよりも早くなくなって,将くんの気持ちをもっと知りたいです。今もきっと将くんのことをお母さんは心配していると思います。
24
もう,遠い空の天国に行ってしまったけど,ゆうちゃんは今,将くんのことを知っていると思います。将くんががんばって自分の命を大切にしようとがんばったと思います。ぼくたちの学校の3年1組となかよくしたいです。将くんはお母さんやお父さん,それにゆうちゃんをいつまでも見まもってあげてください。家族のみんながわかるようにかがやくきれいな星になってください。
25
ぼくは3年生です。ぼくは道徳で命がどんなに大切かがわかりました。ぼくもおじいちゃんをなくしているので,とてもかなしいです。天国では元気にしていますか。友だちはいっぱいできていますか。きっとお母さんは将くんのことをとてもしんぱいしていますよ。
26
将くんは天国でどうしていますか。将くん,友だちはできましたか。将くんが死んだとき,お母さんはかなしんでいましたよ。ぼくもじしんにまきこまれていたら,死んでいたかもしれなかった。すっとかなしんでいるよ。いつまでも死んだことをおぼえているよ。
27
将くん,天国では元気にしていますか。天国には学校がありますか。今,ぼくは将くんの勉強をしています。将くんはお母さんとはなれてさみしいですか。ぼくは,」将くんのおかげでね命の大切さを知りました。生きていたら1年年上ですね。天国でも楽しくしてください。
28
今日初めて命の大切さを知りました。教えてくれてありがとう。天国で将くんは何をしているのかな。元気かな。私は元気だけと,将くん地しんのとき,こわかったでしょう。もし,将くんが生きていたら4年生ですね。命の大切さを教えてくれてありがとう。これからも天国で元気にいてください。
29
私は将くんのことは一生わすれたくないね。だって,命の大切さをおしえてくれたのは,将くんが大事にしているお父さんとお母さんだもん。だから,将くんのことは死んでもわすれないからね。将くん,天国でも私のことをわすれないでね。
30
1995年1月17日の大地しんで死んじゃってかわいそうだと思いました。将くんは電車がすきだったんだね。わたしは今3年生です。将くんは生きていたら4年生ですね。わたしはこうして生きてこれたけど,将くんのお母さんはかなしんだと思いました。短いあいだがんばって生きていたんだと思います。わたしは今もかわいそうだと思っています。
31
天国で何をしていますか。友だちできましたか。将くんが死んだときお母さんがすごく悲しんでいましたよ。でも,元気を出したと思います。将くんは元気ですか。わたしは,将くんのことをじゅぎょうさんかんのときに勉強したよ。天国はどういうところですか。天国に行ってもしあわせに元気でいつまでもいてください。
32
天国で友だちをみつけましたか?わたしは初めて命の大切さをしりました。命の大切さを教えてくれてありがとう。地しんのときとてもこわかったでしょう。もし,命をなくしていなかったら,4年生でしょう。わたしは自分でこう思いました。「自分が命をなくしていたら,とってもかなしいな」と。将くん,家族とはなれてとてもかなしいでしょう。天国でも楽しいことがいっぱいあるといいね。

ご感想いただきありがとうございました

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