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大切な人を失った人たちは
それぞれの「あの日」からどうやって
「今」を生きてきたのでしょうか・・・
悲しんで苦しんで投げやりなってむちゃくちゃになって
それでも頑張らなくてはと思いながら
毎日を生きて来たのかもしれません
きっと、その間に孤独やたくさんの挫折を感じ
そして、その思いは、決して消えることなく
これからも続いていくことでしょう
周りから、元気そうでよかったといわれ
笑った顔の奥の心の中まで理解してもらるはずもなく
元気に見えた自分にさえ
罪を感じた時もあったのではないでしょうか
大切な人を失ってからやっと出す事が出来た悲しみは
それぞれの人の悲しみのほんのひとかけら
そのひとかけらを出すことさえ辛く苦しいということは
本当の悲しみを知っている人だけが知っています
その人が抱えてきた悲しみ、そして、これから抱えていく悲しみは
そのひとかけらの何倍も何十倍も何百倍も大きいのです
「頑張ること」は、必要かもしれない
でも、頑張ることだけでは頑張っていけない
だけれども、頑張ることでしか
自分をささえられない人もいるかもしれません
そんな人たちが、集まる事でちょっとした余裕が生まれ
今の自分を見つめる事ができればいいですね
自分の納得できる道をさがしながら
それぞれの思いでそれぞれのペースで歩く事が出来る
そんな場所と仲間がいればいいなと、いつも、考えています
2003年10月10日(金)
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