1歳半で阪神大震災で天国へ旅立った息子と生きていてくれた娘のために
 

【 想い】

Milky Way/omoi
  01 02 03
Jupiter/yasasisa
Southern Cloth/todokanaiomi
Shooting Star/kanjitakoto
Black Hall/ikari_kanasimi
for father
for mother
Comet/投稿POEM

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大切な人を失った人たちは

それぞれの「あの日」からどうやって

「今」を生きてきたのでしょうか・・・


悲しんで苦しんで投げやりなってむちゃくちゃになって

それでも頑張らなくてはと思いながら

毎日を生きて来たのかもしれません


きっと、その間に孤独やたくさんの挫折を感じ

そして、その思いは、決して消えることなく

これからも続いていくことでしょう



周りから、元気そうでよかったといわれ

笑った顔の奥の心の中まで理解してもらるはずもなく

元気に見えた自分にさえ

罪を感じた時もあったのではないでしょうか


大切な人を失ってからやっと出す事が出来た悲しみは

それぞれの人の悲しみのほんのひとかけら


そのひとかけらを出すことさえ辛く苦しいということは

本当の悲しみを知っている人だけが知っています


その人が抱えてきた悲しみ、そして、これから抱えていく悲しみは

そのひとかけらの何倍も何十倍も何百倍も大きいのです


「頑張ること」は、必要かもしれない

でも、頑張ることだけでは頑張っていけない

だけれども、頑張ることでしか

自分をささえられない人もいるかもしれません


そんな人たちが、集まる事でちょっとした余裕が生まれ

今の自分を見つめる事ができればいいですね


自分の納得できる道をさがしながら

それぞれの思いでそれぞれのペースで歩く事が出来る

そんな場所と仲間がいればいいなと、いつも、考えています



2003年10月10日(金)

 

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