将君のホームページ　総合的学習　B小学校感想２

2002年12月のクリスマス前に
広島県のB小学校の6年生の先生からメールをいただきました。

そして、1月16日に『将君のホームページ』を使って授業をしていただき、
2003年１月21日に子供たちの感想を送っていただきました。

　将くんのお母さんへ
私はこのホームページを先生に読んでもらって将くんのお母さんが書いた手紙を読んでもらっているとき目がうるんでしまいました。私はその地震にあっていないからわからないけどすごくこわかったんだろうな。と思いました。私だったらきっとお母さんが亡くなってしまった。なんてことになったら泣いても泣いてもどうしようもなかったと思いました。将くんはお母さんにすごくすごく大事にしてもらってとてもうれしかったんだと思います。手紙の内容をどこかできいていたら、きっとうれしくて涙がとまらなくなるかもしれませんね。（将くんが）　おかあさん、これからも将くんの分までがんばって生きてください。家族がどれだけ大事か知ることができました。家族の大事さがあらためてわかりました。ありがとうございました。

　将くんのママさんへ
将くんのママさんが作ったホームページを今日、授業で見ました。最初は、先生にどんな家族ですか？と質問されました。私は「何に話なのかな？」と思ったけどホームページを見ていると阪神・淡路大震災で将くんが亡くなってしまった。と言うことを知りました。将くんへの手紙を先生に読んでもらいました。きっと将くんはたくさんのお友達といっしょに楽しく遊んでいると思います。それにママさんもきっと将くんに会えると思います。その日が早くくるように私も願っています。

　将くんのお母さんへ最初、このホームページを見たとき「楽しそうな家族だな」と思いました。ぼくはお母さんのお父さんもお父さんのお父さんもおじいちゃんの顔を見たことがありません。ぼくはおじいちゃんに会いたいなと思ったこともあります。でも，会えません。将くんのお母さんもぼくと同じ気持ちなのかなと思いました。阪神・淡路大震災がどんな揺れかはわからないけどこのホームページを見て少しお母さんの気持ちがわかったような気がします。

今日、道徳の授業の中で、ホームページを見せてもらいました。最初はどうせ他人のことだと思ってみていたけど、途中から何か他人事ではないような気がしてきました。自分に著って大切な人が目の前で、しかも、その時、自分は何もしてやれない、というもうしわけなさは誰にでもあると思います。しかし、それにめげずにホームページを作ってそれをみんなに呼びかけようとしている様子は天国の将ちゃんが見てきっと喜んでいると思います。けっして「自分も死んで・・・などと考えずに一生けんめい活動を続けてください。どこかで応援しています。

　将くんのお母さんへ
今日、将くんのHPの手紙を読ませてもらいました。もう、すごくかわいそうと思いました。「自分はこんなに幸せなのに・・・。」と思ってしまいました。私も死ぬんだったら　せめて・・・」と思うことがあります。それはお母さんとかお父さん　一言いっておきたい。ということです。私はまだ子どもだから　　　まだまだがんばろうと思います。

　私は将くんと優ちゃんの写真を見て、とってもとっても、カワイイ子だなぁと思いました。だから、こんなに小さいのになくなるなんてとってもかわいそうだと思った。でも、将くんはお母さんのことをうらんだりしていないと思う。だって写真を見るとお母さんはとっても大事そうに将くんと優ちゃんのことをだいているから。将くんだって死んでしまったけれど、きっと「短い間だったけど、お母さん、いっしょにいれて良かった。」と思っているはず。だからお母さんも自分が代わりになるなんて思わずに、将くんの分も長生きした方がいいと思った。

　将くんと優ちゃんのお母さんへ
「ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・」
いつ、どこで起こるか分からない地震。ぼくも何度か体験したことがあります。でも、その恐ろしさを忘れていたかもしれません・・・。それを将くんのページが思い出させてくれました。天国へ旅立った将くん。こっちも悲しくなってしまいます。本当に恐ろしいです。でも、将くんは天国でお母さんやお父さん、優ちゃんを見守っていると思います。元気に暮らしていると思います。だから残された優ちゃんに、将くんの分の愛情もたくしてあげたらいいと思います。将くんにはいつか必ず会えます。その時を待ちながら、元気に過ごしてください。このホームページを作っていただき、本当にありがとうございました。

将くんが死んでしまってとてもかわいそうだった。ぼくは、土地を売らなかったのが将くんのためにとっても良かったと思いました。あなたのホームページを見て地震のこわさや家族の大切さをあらためて思いました。

地震でしょう君が亡くなってしまいました。でも、将くんは天国で見守ってくれていると思います。それに気持ちは伝わっていると思います。将くんの代わりにしっかり楽しんで生きてください。後、優ちゃんを幸せにして後悔のないようにしてあげてください。こんなことが二度とおこらないように私も願っています。

　将くん、優ちゃんのママへ
私は手紙を見て（将くんの手紙）すごく涙が出そうになりました。でも、私が代わりになりたいとあったけど、もし、将くんの代わりになっても将くんはママがいないとさみしいと思う。でも、本当に、地震は恐ろしい。私も前、結構大きな自身を体験したけど阪神・淡路大震災はそれ以上です。私は前のでもすごく恐ろしくて恐くて声も涙も出なくてただおろおろしていました。なのにそれ以上になるともう恐ろしいだけじゃ表現できないと思います。将くんのためにも精一杯がんばってください。

６，４００人以上の人が亡くなってその中に将くんがいると思います。そのお母さんはとても悲しいと思っていると思います。とてもかわいそうだと思います。将くんが亡くなった分までがんばってください。

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