●ママの気持ち(日記から)
こんな感じでいつも抱っこしていましたv(^o^)


イラスト by すずらん さん
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震災から8年目
2002年1月17日から2003年1月16日まで



2002年 10月
2002年10月31日
今日で10月も終わり・・・。
すっかり秋・・・というか、冬の気配をたくさん感じる季節になりました。冬=震災と結びついてしまう私。この時期から震災に向けて色んなことを考えます。

落ち込むというよりも、頑張ってしまう季節です。「命日に向けて何かをやらなくちゃ」って思ったり、生きている以上、何か「頑張って生きた」って思える何かを見つけようと必死になる季節です。

去年は、すごく前向きで、頑張ってきた。テレビの取材の申し込みがあったのも11月だったかな?
去年は、自分の中で、本当に色々変化があった年だった。そんな変わった自分が好きだった。そして、それをずっと心配してくれていた知り合いや友達に伝えたかった。だから、私は、メディアを通してそれを伝えようと思ってた。
確かに、新聞・テレビっていうのは、取材される人間の意志よりも、どんな記事や番組が読んでいる人や見ている人に受けるかということを考えて取材が進んでいく。

だから、自分の意志とは違うことが記事になったり放送されたりすることがある。私は、それに利用されたくなかった。言葉は悪いかもしれないけれど、一方的な取材ではなく、私にもメリットがほしかった、そのメリットはテレビを見てくれている私のことを心配してくれている友達へのメッセージを流してもらうということだった。

作られた番組・・・、私の全てじゃない番組・・・。それでもいいと思ってた。その時の私の一番元気な部分が伝わればいいと思った。悲しみを伝えるつもりはなかった。

放送後、友達から連絡があった。沢山泣いたって・・・。でも、その涙は私がかわいそうだって思った涙だけじゃなかったと思う。

昨日、短大の友達の家に遊びに行った。今の私の頑張っている気持ちを話した。いつも元気な友達が急に泣き出した。『そこまで、前を向けるようになっていたんやね、よかった・・・』って・・・。『ずっと、連絡したくても何を言ってもあなたの気持ちは理解してあげれない、表面的な言葉だけで慰めて、かえって傷つけたりつらい思いをさせるぐらいなら何も言わずに見守っていこうと思っていたんだよ』って言ってくれた。きっと、沢山の私の友達が同じ思いでいてくれたと思う。

そして、あのテレビを見て昨日の友達と同じように涙を流してくれたんだと思う。


私は、友達から、かわいそうだって思ってほしいと思っていないし、この悲しみを理解してほしいとも思っていない。しょうくんとゆうちゃんのために今を頑張っているということ、そして、震災後であった人にはしょう君という子供が私にはいるんだってそれだけを知ってほしい。それだけかな?

しょうくんのことを思ってこのHPを作っている自分も、時々、落ち込んで人と会いたくなくなる自分も、すごく頑張って無理をしている自分も、SMAPのコンサートで大騒ぎをしたり何も考えず楽しいことを沢山している自分も全部、私自身。

今の私には、震災後の7年10ヶ月の歩みがある。急にこんなに強く元気になったわけじゃない。沢山ないて沢山苦しんで、たくさんつらい思いをしてきた。でも、それと同じぐらい、たくさんやさしい人に出会ってきた、たくさん元気をわけてもらってきた、たくさん心休まるそんな時間を友達と過ごしてきた。

時には、涙が出るぐらいやさしい気持ちをもらったし、時には、自分を見失ってしまうぐらい辛い言葉を投げかけれたこともあった。でも、みんな私のことを思って言ってくれた言葉。表現の仕方は違ったけれど、みんなの想いは一緒だったのかもしれない。

そんな友達が、そばにいてくれたから今まで頑張ってこれたのかもしれないな。

この、HPをこっそり(笑)見てくれている友達も、見てるよって言ってくれる友達もそして、見てくれていない友達にも みんなに沢山沢山『ありがとう』を伝えたいな。

まだまだ、気持ち的に山あり谷ありだけど、そんな不安定な私を見捨てないね(笑)

11月3日は、モーニング娘。が所属している事務所の運動会が大阪ドームであります。家族3人で行ってきます(*^-^*)b 結構楽しみにしてます。


そうそう、今年はじめに出版予定だった本・・・・。出版するのを止めました。理由は、内緒(*^-^*)

もっと、自分の中で気持ちを整理して、伝えたいことをきちんと決めてからにしようかなと思って・・・。私一人では、その作業をするのは無理です。一緒にいろいろ考えてくれる人が必要かな?

いつかいつか、本を出版したいという夢は、持ちつづけていたいな。だれか、ほんの出版のお手伝いしてくれる人いいひんかなぁ・・・?(笑)



2002年10月28日
今日、ゆうちゃんの学校のお友達が2人遊びに来ました。我が家に遊びに来るのははじめての2人。

家に来てもらったお友達に一番にゆうちゃんがした事。それは、玄関に飾ってある将君がいた頃の4人で撮った写真について説明していた。

私は別の部屋にいて、全部を聞いてないけれどゆうちゃんの中では、きっと他のお友達が、普通に兄弟のことをお友達に話すような感じだったと思う。
その後部屋に入ってきて、仏壇の部屋をのぞいてた。

小学校3年生、きっといろんな事がわかってきている年頃。でも、気を使うことなく私にしょうくんのことを聞いてくる子供たち・・・。「かわいそうだね」とかも、自然と口に出している。それだけ、子供たちはまだまだ純粋なんだと思う。

話は、変わるけれど
3年生にもなると、ほとんどのお友達は自転車で遊びに来る。決して車が少ないとはいえない道のりを子供だけで自転車に乗ってくるのを聞くと、よそのお子さんであっても大丈夫かなと心配してしまう。

「3年生なんだから、一人で自転車で遊びに行くのが普通だよ」、といわれる事もあるけれど私は「だ3年生なんだから、危ない」と思っている。実際、お出かけしている時に自転車に乗って走り回っている同じぐらいのお子さんを見ると車にひかれそうになったり、交通ルールを守っていない子供がすごく多い。よく事故にならないなって思う。実際、校区で、何件かの事故が起こっている。かなり大怪我をしている子供もいる。

自分の子に限ってそんなことはないだろうと思っている人が多いかもしれないけれど、私は、うちの子にかぎって事故に会いそうな気がしてならない。

そう思うと、いまだに一人で自転車にのってお友達の家に行かせられない。過保護だと思うけれど何かあってからじゃ、取り返しがつかないから・・・。
ゆうちゃんにだけは、私よりもずっとずっと長生きしてもらいたいから・・・

でも、少しずつ一緒に出かけてどの程度交通ルールがわかっているのか見ないとね。

2002年10月26日
今日は、めちゃハードだった。でも無事最後のSMAPのコンサートまで終了!お隣に座った友達のお友達、とっても感じのいい人でした。こうやって、友達の輪が広がるのっていいなって思いました。

コンサートの内容は、夏のコンサートとほぼ一緒・・・。夏の感動を再びっていうやつかな(笑)夏は、アリーナ、今日はスタンド・・・。やっぱりアリーナのノリよりはちょっと冷め気味かなぁ・・・。でも全体的に夏のコンサートのほうがノリが良かったのかな?ツアーのはじめの方だったからね。ただ、アリーナとスタンドの違いだけかもしれないけどね。
でも、大好きな曲を歌ってくれたので満足です。今のトップのMIDIの『オレンジ』もアンコールで歌ってくれたよ(^o^)
こんな楽しい事を教えてくれた友達に感謝したいです。ありがと!!

ずっと楽しみにしていたコンサートが終わってちょっと寂しいな。でも次の楽しみを見つけないとね。次は桑田さんのコンサートに行きたい!チケット取れるかなぁ・・・?

明日は、子供会のおいもほりとバーベキューです。メチャハードだけど、楽しい事大好き!たくさんの人と話したり遊んだりするのもね(^o^)
あまりにも遊びすぎるとたまに一人でいたくなるけどそんな時は、おとなしく家にこもってお昼寝したりパソコンしたり・・・。そんな一人の時間も大好きです。来週と再来週は結構予定が詰まっているのでその後は、家でこもる日々が続くのでしょうか?



2002年10月25日
昨日、お友達のお誕生日プレゼントを買いにゆうちゃんと雑貨屋さんへ行ってきた。そこで買ったのは、モーニング娘。グッズ・・・・。公式グッズじゃないけど子供は関係ないみたい。そこで見つけたのが、ガックンのトランプ(*^-^*)b 。一枚一枚違う写真が印刷されている。ガックンファンの私は買ってしまった・・・(^^ゞ 実は、他にポスターを買おうかと思ったけれど・・・、さすがに部屋に飾れないかなと思って断念した。(かっこよかった・・・買えばよかったかなぁ・・・)。

明日は、私の祖母の法事があって、午後からは、ゆうちゃんのヤ○ハの発表会。その後、パパ&ゆうちゃんとママの二つに分かれてモー娘。とSMAPのコンサートへ言ってきます。朝から夜遅くまで体力持つでしょうか?


ちょっとストレス解消です。隣には、友達の友達というまったく知らない人が座るのでちょっと緊張してしまう・・・。

今日、テレビで北朝鮮拉致問題のめぐみさんのお父さんとお母さんが記者会見していた。めぐさんの子供が本当の子供だったとわかった。孫となるお子さんの話をする時の、お二人の表情を見ていると、なんだかつらかった。自分の娘は、亡くなったとされている。でも、その娘の子供がいたのだから・・・。本当にうれしかったと思う。でも、やっぱり娘のことを思うとつらいはずだと思う。でも、お孫さんの存在は、きっとあのお二人にとって生きていく光になるでしょう。


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今日、テレビで『キャスパー』が、放送されていた。途中からしか見ていないけれど、死んでしまった子供が、幽霊として出てきて、女の子と色んな話をしていた。それでもいいから、将君と話してみたいな。言いたいことたくさんあるけれど会った瞬間、きっと何もいえないだろうな。


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今日、ゆうちゃんのクラスにこられていた教生の先生が4週間の期間を終えて最後の日だったらしい。ゆうちゃんは、先生が大好きでいつも色んな話をしてくれていた。何日か前から先生にあげるんだと折り紙でくさりを作っていた。最後の日、先生もないたし子供たちも泣いたらしい・・・。私も、子供の頃、教生の先生が来たっときはうれしかった。あの時の先生は、今ごろ先生をしているのかな?子供たちと先生にとってきっとたくさんの思い出ができた4週間だっただろうな。

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2002年10月23日
今日、お昼「○○○○○○とも!」を見てたら、吉田栄作が出ていた。実は昔ちょっとだけファンだった・・・。あれから10年ほどった。おじさんになっていたけど、やっぱかっこよかったかな?

彼が、ドラマに出始めて売れていた頃、一度目の前で会った事がある。といっても、千葉パルコの水着ショーのゲストしてきていたのを友達と見に行ったんだけど・・・。小さな会場での水着ショーだったので結構近くで見ることができた。

あの頃は、欲がなかったのかなれてなかったのかカメラも持っていかなかったようなぎがする。(笑)まだ若い男の子にとって、水着ショーのゲストはかわいそうだった。目のやり場に困っていた気がする(笑)

今日、テレビで彼を見て、何年も記憶のどこかにしまいこんでいたその思い出がよみがえってきた(笑)そういえば、その頃から結構ミーハーやっていた気がする・・・・。

昔好きだった芸能人が最近テレビに出てきたときに、おじさんになったなって思うけど、実は私もおばさんになっているんだよね・・・(;^_^A

今週末は、色々予定がはいっています。午前中から2時まで私のおばあちゃんの法事があって、その後、ゆうちゃんの発表会がある。その後、パパとゆうちゃんは神戸にモー娘。のコンサートへ直行。私は、一人SMAPのコンサートへ・・・。そして、夜遅く帰宅予定。

次の日は、朝から子供会でおいも掘りに行って、お昼からはそのままバーベキュー。体力持つかしら?その後、2週間は、ずっと予定が入っている。予定のない日は、次々に予定を入れてしまう私。

結局、気がつけば、毎日予定でいっぱい・・・。一日に3.4個の予定が入る日も珍しくない・・・。
『忙しい!忙しい』と、大騒ぎしてたら、友達に『自分で忙しくしてるんとちゃうの?』なんて、指摘され返す言葉がありませんでした(爆)

今日は、ちょっとだけうれしくなる事がありました。本当にちょっとだけ・・・。人から見たらどうってことないことだけど、なんかうれしかったんだ。

最近、算数の中学受験の問題を解くのにちょっと興味をもって、問題集やネットで問題を探して、ゆうちゃんが学校へ行っている間にちょこちょこ解いたりしてる(笑)さすがにいきなり高校受験や大学受験の問題は無理だけど、中学受験の問題が、易しすぎずまた、どうしようもないぐらい難しすぎるわけでもないので日ごろ使ってない私の頭には丁度いい刺激になる。

もともと数学が大好きな私(国語は全然だめだけど・・・)、結構楽しんでやってる。それをやっているとまたまた、家のことができないの。
明日は、人が来るのに掃除ができてない。

今日、テレビでわんちゃんのしつけが悪いのは、飼い主が甘やかしているからだと言っていた。なんか、わんちゃんと人間の子供を一緒にし手考えるのもどうかと思いながら、同じ事が人間にもいえるよなって思った。

子供のしつけ・・・・、やっぱり甘やかしているとできないだろうな。最低限の事はきちんと教えてあげたいと思っている。だからついつい口うるさくなってしまう。子供も、毎日、同じ事を言われて、耳にたこができているのか全くやろうとしない、そしてつい怒ってしまう。

人間として最低限必要なことは親がきちんと教えないとね・・・。当たり前の事だけどそれが結構難しいのだ・・・(笑)。



2002年10月22日
今日は、参観日でした。テーマは道徳の「自分見つけ」。自分のいいところを見つけたりお友達のいいところを見つける。

この間もここに書いたけれど、お母さんへの宿題は、子供へのお手紙。子供のいいところを伝える事によって子供が家族の中で大切な存在である事を理解するため。だから、親も子供のいいところをたくさん見つけて書くことになる。

ふだん、目だつのは、子供のいたらないところが多い。でも、違う視点で見るといいところはたくさんある。子供にとってもお母さんが、自分のいいところを言って認めてくれるのはうれしい事だし、これから生きていくうえで大きな力になるだろう。そして、お母さんにとっても、子供のいい面を見つけることは、すごくいいことだと思う

日常生活で心をやさしく持って子供に接する事、頭や心の中ではよくわかっていてもなかなかできないんだよね。お手伝いさんがいて家の事を全部やってくれて(子供が散らかしたのも全部片付けてくれる)お母さんは、ただ子供と接すればいい、というだけ心の余裕がないと・・・(苦笑)

子供だけでなく、お友達に対してもそうだよね。いつもそう心がけていると心がやさしくなれる。私自身の気持ち100%のやさしくなる事は絶対無理だけどでも、そう心がけているときっと違ってくる。そんな大人の姿、子供は見てると思う。言葉で伝えなくてもきちんと子供に大切なものを伝えれると思う。

いい子ぶりっこで書いているつもりはないけれど、自分の中でやさしくありたいなっていう理想があって、そうじゃない自分がいるからこうやって書くことでやさしくいたいという気持ちを保とうとしているのかもしれない。
優しい気持ちを持ち続けていたいな・・・

話は、元に戻るけれど 親が子供のいいところを見つけて認めてあげるって大切なことだよね。どんな事があっても、親だけは子供の味方だよ、って知っていてほしいし、子供に信頼してもらえる親でありたいな。

今日、色んなお母さんが言っていた、『子供が何でも話せる親子関係でいたいな』って・・・。それには、やっぱり信頼関係が大切だと思った。

私とゆうちゃんの親子関係って、ゆうちゃんは、どんな風に思っているんだろうな?子供のいいところあげていく中で、どれだけ子供の事を理解できているんだろうって考えちゃった。表面的な性格や行動はわかるけれど、内面的なものは、やっぱりわからないな・・・・。

これから、どんどん自分を表現していくんだろうな。ゆうちゃんが成長していく中できっと私が理解できない事もたくさん出てくるだろうな。これからどんどん考えること増えてくるだろうな。将君とのかかわりについても・・・。

悩んだりする時に、周りが見えなくなる前に、視点を変えて見られるように気をつけなくちゃね。


2002年10月19日
今日は、小学生の父母のための講習会に行って来ました。出かけた時にふっと目に止まったので時間つぶしにと思って・・・。『算数の解き方のコツ』みたいな問題があって、一見、すごく難しいんだけど、実は簡単!っていうもの。頭の体操的な問題でした。ひさびさに、頭を使ったという感じで新鮮だった(^o^)

普段、ほとんど考える事(数学的に)をしない私。今日、思考力が思いっきり低下してるのがわかりました。はっきり言って「アホ」になってた(爆)
昨日も、友達のきょうだいの6年生の算数の問題を教えてといわれ、使ってない頭をフル回転して考えました(笑)。結果的に、答えを見ながらやっと理解できた(汗)。でも、算数が好きな私、意地になって解きました。ちょっと癖になりそうです。

今日は、ゆうちゃんと夕食をつくりました。ゆうちゃんは、お魚をフライパンで焼いてくれました。私は、横で食器洗い。一生懸命、お魚をひっくり返してくれました。ちょっと、くずれてしまったけどね(笑)
「ちょっと、食べていい?」なんていいながら、半分ぐらい、味見してしまったゆうちゃん。楽しい時間を過ごせました。そういえば、ゆうちゃんはスーパーの試食のお惣菜をおいしいと食べ歩くのがすき。おいしいから買ってほしいといわれ、買ったのはいいけど家でそれを並べると、なぜか食べてくれない(涙)。やっぱ、スーパーで食べるのがいいんだろうな?味は一緒なのにね。


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人波の中でいつの日か偶然に
出会えることがあるのならその日まで…

「さよなら。」僕を今日まで支え続けてくれたひと
「さよなら。」今でも誰よりたいせつだと想えるひと

そして
何より二人がここで共に過ごしたこの日々を
となりに居てくれたことを僕は忘れはしないだろう

「さよなら。」
消えないように…
ずっと色褪せないように…
「ありがとう。」


SMAP『オレンジ』より


ちょっと、暗い・・・(笑)
でも、この歌詞、好きなんだぁ・・・♪


2002年10月17日
今日は、ゆうちゃんは遠足でした。朝、6時に起きてお弁当作りをしました。ゆうちゃんも6時過ぎに起きて、おにぎりを作ってくれたり、お弁当箱に詰めてくれたりしてくれました。ゆうちゃんは、私が何も言わなくても遠足の準備、リュックを出してきたりお弁当箱を決めたりその他の準備を一人でできました。すっかりおねえちゃんになったゆうちゃんにちょっと感動しました。
お弁当を一緒に作っている時に、幸せを感じました(^o^)

北朝鮮拉致問題の一時帰国のニュースが毎日テレビで放送されています。ほとんどテレビを見ない私ですが、あのニュースには、釘付けです。日本に帰ってこられて再開されたあの場所に死亡とされた方の家族もいらっしゃったということ。その家族の方のことを思うととっても複雑な想いです。御家族の方は、自分の子供たちが生きていると信じていますと言っていました。
だから、少しでも情報を得たいのでしょう。24年の間にみんなとっても強くなったと思う。そうならないと生きていけなかっただろうから・・・。

ゆうちゃんの学校で今度参観日がある。

テーマは、『自分見つけ』。

「自分発見」で、私のいい所や直したいところ、楽しいと思うときなどをゲームをしながら自分を紹介していくらしい。自分を見つめなおす事で「自分が好き、自分を大切にし、誇りに思う。」という『自尊感情』の気持ちを再確認していく。そして、その気持ちが他人のことを大切にしようという気持ちに発展していく事が狙いだそうです。
「自分を見つけなおし、他人を知る事」で他人との違いや共通点を見つけ自分とは違う考えも受け入れてお互いのいいところを見つけれたらいいなということらしい。

とっても素敵なテーマだと思う。ただ、これが本当に大人になるまで子供たちの心の中にきちんと刻み込まれるかというと、それは期待できないと思う。それは、大人がそういう気持ちを持っていないことが多いから。いくら学校でそのような授業をしたとしても、その後、子供たちを取り巻く環境が、そうでなければ子供たちの中に自分を大切におもったり相手のことを大切に思う気持ちはわいてこないと思う。

子供たちの前で平気で人の悪口を言っていると子供は、それを普通だと思う。大人が、それを意識して子供と接していく必要があると思う。この授業参観に出席したお母さんたちたち、一人でも多くの人がそのことに気がついてほしいと思う。この参観日は、子供たちのためでもあり、お母さんたちのためにも意味を持ってほしいと思います。もちろん先生方も同じです。

この授業に使うために、おうちの人に「子供への手紙を書いてください」という宿題がでました。子供のいいところやこんな風に育ってほしいとか、ほほえましいエピソードを書いたり、家族の中で自分はかけがえのない存在だと気づき自分を大切に思うきっかけになるような手紙。

日ごろから、ゆうちゃんにゆうちゃんがいることの大切さを話している我が家。私は、ここぞとばかりゆうちゃんにパパとママが大切に思っているという気持ちを書くことにしました。用意された紙には書ききれないほどかいてしまった。その用紙は、もう、学校へ提出してしまったので、そのままではないけれど、ゆうちゃんへの手紙を紹介したいと思います。



2002年10月14日
久し振りの日記です。
別に暗くて落ち込んでたわけじゃない・・・。ちょっと、思うところがあってPCをする時間を減らして行こうと思っています。PCをさわっている時間の1時間ってあっという間なのに、1時間掃除をしていると結構部屋が片付くの(^o^)
頑張って、少しずつお部屋を片付けないとね。

切ない気持ち・・・
言葉では、知っていたけどその気持ちを感じることってあんまりないよね。特に子供にとって「切ない」っていう気持ちは、どんな気持ちだろうって思うだろうな。

だから、「切ない気持ち」は、大人の気持ちなのかもね・・・。「切ない気持ち」がわかる私は、もう大人ね・・・。(ずっと前から大人だけど・・・(笑))

今日は家の外回りをパパと整理しました。結構いらないものがたくさんありました。この調子で、いらないものを処分していくと、家もかなりすっきりするだろうな・・・?。


2002年10月5日
昨日は、短大時代の友達4人と久しぶりに会ってきた。ちょっとしたことがきっかけで会うことが決まってからとっても楽しみにしていました。
将君のことがあってから、震災以降に初めて会う友達に対して、いつもどういう顔であったらいいんだろうと考えてしまっていた。以前、千葉に住んでいた頃の友達に会ったときには、今にも涙が吹き出てきそうでそれを抑えるのが大変だった。みんなは、すごく優しく私と接してくれた。

今回は、去年一年で私自身随分気持ちが落ち着いたというか私自身が変わったためか、友達と会うときに以前のような気持ちにはならなかった。ただただ会うのが楽しみだった。私がみんなに会うのは12,3年ぶりでどんな風に変わったのか、すごくかわっていたらわかるかなぁなんて思いながら待ち合わせの場所に行った。

一人二人と待ちあわせの場所に来たけれど、あの時と変わってなかった。もちろん短大時代といっしょは言わないけどね。(笑)あって、すぐにあの頃の私たちに戻った。みんな、あの時のまま、すごく面白かった。ずっとずっと笑いこけていた時間もあった。それぞれが今の色んな事を話した。自分とは違う生活環境に居て、ただただすごいねと感激したり、同じような経験をして「うん、わかるわかる一緒だよ」なんていってもらったり。普段話せないことまで安心して話す事ができた。気がつくと5時間半も大騒ぎしてしまった(笑)

みんな、将君を亡くしてからの私を本当に心配してくれていた。そしてテレビに出た時の元気な私をみて、喜んでくれていた。あのテレビの取材を受けた一つの理由として、遠くにいて会えないけどずっと心配してくれている友達や両親に私が元気になってきてくれている事を知ってほしかったから。実際に友達の口から「ちゃんと伝わってきたよ」といってもらえてよかったと思う。

テレビの取材については、色々書きたいこともあるけれど書き出すと長くなるのでまた、別の機会にゆっくりと書いてみたいと思う。

中学校・高校・短大の友達って私という人間を作っていくうえでの大切な存在だった。いろんな人生の道を歩いていて、苦しんだり悩んだりしながら自分が生きて来た道に自信がなくなったりしていたけど、みんなに会えて色んな話をして、自分の気持ちに自信がわいてきた。私は今のままでいいかなって思えた。みんなの優しさをたくさん感じて、めちゃめちゃ面白いみんなに再会できてたくさん元気をもらってきた。自分らしさを大切にしていきたいなって思えた日でした。

最後にみんなで携帯やメールアドレスを交換して分かれました。これを期にまたみんなで集まる事ができたらいいな(^▽^)v


2002年10月2日
昨日は、パパのお仕事がお休みだったので、USJに行ってきました。関東地方に台風が向かっていたため、朝からずっと雨・・・。天気予報では、お昼頃にはやむ、という予報だったのに、夕方の5時過ぎまで、しっかりと降り続きました。
雨の日だけあって、全体的にすいていて、野外のアトラクションは、ほとんどが、5分から10分待ち。ジェラシックパークでさえ、ずっと5分待ちでした。

ハロウィンのシーズンで楽しみにしていたんだけど、アトラクションは、恐怖系が多くて、怖いのがきらいなゆうちゃんは、入る前から大泣き・・・。でも、結局、泣いているのを無理やりつれて入られてしまいました。中では、人がミイラの格好をして脅かすお化け屋敷・・。。さすがに泣いている子供を抱っこしている私たちに向かって、脅しをかけるミイラちゃんたちはいませんでした(笑)ちょっとしょうもなかったかなぁ?
私がきゃあきゃあ怖がるとゆうちゃんまで怖がるので、大丈夫大丈夫といいながら歩いてたから、ぜんぜん怖くなかった(爆)

御目当てのウォーターワールドは、4回のうち3回が雨で中止。最後の一回だけが、かろうじてみることができた。よかった。あれをみないとUSJに来た感じがしないから。でも、パレードは雨のため中止でした。

ハロウィンといっても、雨のためか、それらしい雰囲気はほとんどなくてちょっとがっかりした。去年のクリスマスに行ったときって、すごくきれいで感動したんだけどな。こんど、またクリスマスに行きたいな。



『プラスとマイナス』
一つの出来事や、言葉、経験なんでもに言えるけど
プラスの考え方とマイナスの考え方がある。いい方に取ればこう、悪い方にとればこう・・・できるだけ、プラスにとって生きて行きたいと思っている。

人の言葉でも、ああいっているけど、本当は、言い方が悪いだけで気持ちは違うんじゃないかなって思う事もたくさんある。自分が生きる道にプラスに考える人、マイナスに考える人。人の言葉に対してプラスに取れる人、マイナスにしか取れない人・・・。人それぞれだよね。

そして、自分の気持ちを素直に出せる人と出せない人がいる。ありがとうと思っていても、なぜか口から出る言葉は、相手を怒らせてしまう言葉だったりする。言葉ってむずかしいね。表現の仕方や、受け取り方で本当に伝えたい事が相手に伝わらなこともある。

たった一言で、わかってもらえる事もあるけど、逆にたくさん話したり書いたりして伝えようとすればするほど、言葉や文字が全然ちがう方に伝わってしまう事もたくさんある。一度、こじれてしまうとそれを修復するのは難しいから、慎重に伝えていかないとね。
でも、気持ちは伝えないとわからない事が多いかな?それが言葉じゃなくてもきちんと相手に伝わる事もあるものね。

将君が、亡くなったすぐあと、同じ社宅に住んでいたお友達。彼女たちがきっと一番、色んな事を考えて私に接してくれた人だと思う。でも、私がそのありがたさを感じてあげれなかった。悲しみの直後、周りを見る余裕さえ、全くなくて感謝する気持ちも全く消えてしまっていた。

一週間前まで、私たち家族といっしょに過ごしてくれていた彼女たちそれぞれに色んな思いで、直後の私たちに接しないといけなかった人たち。逃げたくても逃げれないほど身近で、私たち家族と接してくれていた。

避難先から、社宅に戻ってきた時にすぐに友達が来てくれた。お参りとは別に色んなものを届けれくれた。そのとき、何かをいうわけじゃなくてただ、顔をだしてくれた。きっと、うちのベルを鳴らす前、すごく勇気がいっただろうな。言葉はなかったけど、あの時のみんなの気持ちは、私に余裕ができた時に一番最初に、ありがたいと思った。あの時の友達が、私との手を切らずにいてくれたから外に出ようと思えたきっかけになったから。冷凍食品など手をかけずに食事ができるものを持ってきてくれた「Iさん」手作りのカステラを持ってきてくれた「Nさん」、つき命日にお庭のお花を摘んで持ってきてくれたもう一人の「Nさん」、おひな祭りによんでくれた「Tさん」、時々、顔を見に電車に乗ってやって来てくれた「Mさん」、私の話をずっと聞いてくれた「Mさん」、ランチに行かないと誘ってくれた「Mさん」「Yさん」、そして、ずっと見守ってくれていた社宅にいたみんな・・・。転勤で離れ離れになちゃったね。あの時に心配してくれたみんなに今の私を見せてあげたいな。あの時のみんなの優しさが今の私の土台になっています。

いつか、みんなに会ってあの時の話をしてみたいな。たくさんたくさんお礼が言いたい。本当にありがとう。

今日は、山口にいた時のお友達の紹介でした(^o^)