●ママの気持ち(日記から)
こんな感じでいつも抱っこしていましたv(^o^)


イラスト by すずらん さん
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2003年12月

2003年12月17日

今日、神戸市中央区の東遊園地という場所にある、「神戸市の慰霊碑」に神戸市以外で亡くなった人たちの名前も加えてくださるというので参加してきました。申込は必要ですが、震災で亡くなったといわれている6433人には、入ることができなかった「震災死」と認められていない方達の名前も(掲示されるには震災が必要)掲示されることになりました。

その集いの前の交流会では、それぞれの思いを胸に集まってこられた方達の思いを聞くことができました。9年が経とうとしていますが、涙で言葉にならない方もたくさんいらして、この9年間の時間のそれぞれの方の思いの大きさに改めて考えるものがありました。

続く


2003年12月11日

明日から神戸でルミナリエが開催されます。

今年もとうとうその季節が来ました・・・。初めてルミナリエが開催されると知ったときそれを受け入れられなかった。理由は「復興」という言葉がルミナリエ開催の主旨の中に入っていたから・・・。


私は、まだ一度も「ルミナリエ」を見に行っていません。毎年、「慰霊」という言葉とはかけ離れた様子がテレビで映し出されている。あの華やかさを見たときに悲しくなります。

亡くなった人は、帰ってこない、復興しない・・・。

9年がたとうとしている今でも復興という言葉は受け入れられない私です。



2003年12月7日

今日とってもとっても悲しいことがありました。
本当に本当に悲しくて涙も出てこない…

何もしてあげれない自分が悔しくて腹立たしくて
たくさんのことで頭がいっぱい・・・


2003年12月5日

久しぶりの日記です。いつもほとんどテレビを見ない私ですが、今日、久しぶりに真剣にテレビを見ました。あるアイドルの女の子が白血病になってしまうという事実に基づいたフィクションドラマです。


久しぶりに泣きました。ゆうちゃんもそんなママのためにタオルを持ってきてくれました。

しょうくんを失った悲しみを思い出すとともに、ゆうちゃんが生死をさまよう病気になった時に自分はどう受け止めるか・・・いや、自分がどう受け止めるかはわかっているけれど、ゆうちゃんはそれをどう受け止めるのだろうかそんなゆうちゃんの姿をわたしはどう受け止めていくのだろうか・・・そして、ゆうちゃんを失うことになったらどうしようという恐怖。そして、ゆうちゃんが生きていてくれていることへの感謝…。

など、たった2時間の番組だったけれど本当に色んな事を考えさせられました。CMで、張り詰めていた気持ちがふっと力が抜けほっとするほど番組に入り込んでしまいました。


白血病になって過酷な治療を終え退院できたものの、その後の治療方法で悩んでいた少女が焼き鳥を食べておいしいという気持ちになったり、雨にぬれることで「生」を感じて生きたいと心から想い、拒否していた骨髄移植を受ける決心をする。

最近色々考えます。生きていることって何だろうって・・・。娘を抱きしめた時わかりました。生きている=暖かい・・・・。

拍子抜けするような答だけど、冷たい息をしていない息子を知っているからこそ息をしている暖かい娘に心から感謝でき、「生」を感じられるのかもしれません。

泣きながら、いっぱい言っちゃった(^o^)

「生きていてくれてありがとう・・・」って。