●ママの気持ち(日記から)
こんな感じでいつも抱っこしていましたv(^o^)


イラスト by すずらん さん
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震災から8年目
2002年1月17日から2003年1月16日まで



2003年 1月(16日まで)

2003年1月5日
今年のお正月休みも今日で終わり。12月の3連休から旅行に行ったりしていたので、ほぼ3週間遊び続けたような気がします。
以前は、3連休以上のお休みがあるとパパと大喧嘩していたけれど今回は大喧嘩することもなく無事に長いお休みが終わりました。きっと優ちゃんがいてくれて気持ちが優ちゃんに行っていてお互いへ意識が行ってなかったのかもしれない(笑)

今日は本当に寒い日でちょっとドアの隙間が開くだけで『寒い〜!!』と誰かが叫ぶほど寒い一日でした。久しぶりにお庭に「霜柱」ができていました。優ちゃんには、記憶に残る初めての霜柱で、霜柱を踏んでつぶすのを楽しんでいました。

この辺は、ほとんど雪が積もらないのでちょっと雪がちらついただけで『雪だ!雪だ!』と大騒ぎです。

1月いっぱい忙しいのが続きそうです。

2003年1月4日
今年もまた一年が始まりました。命日前のお正月は、お祝いする気分でもなくこれから迎える命日にむけての色んな準備で頭がいっぱいです。
今年も取材依頼のお電話やメールがありました。でも、今年はお断りしました。伝えたいことがないから…。気持ちを伝えたいと思えないから。

毎年、この時期すごく頑張って生きてきました。命日に何かをしてあげたいという気持ちが強くてそうやって過ごさないと命日を迎えられない気がしていたから。

今年は、なんか頑張ろうという気持ちが沸いてきません。今まで頑張りすぎたのかもしれない。頑張ることに頑張りすぎていたのかもしれない。今まで張り詰めていた気持ちが、切れたという感じかな?

頭の中ですごく色んなこと考えています。暗いことだけじゃなく楽しいこともいっぱい!!
年末からお正月にかけて家族でウォーキング何度かしました。近くの山や川を歩いてきました。鳥にえさをあげたりお魚を見つけたり…。ウォーキングというよりも自然と触れ合ってきたのかな?それとも家族のふれあいかな?周りから見たらきっと楽しそうな親子って思われるなぐらいたくさん笑ってはしって踊って…。ある意味ヘンな親子だったのかもしれない^^;

そんなパパのお正月休みもあと一日。どんなことして過ごそうかな?

今年は、震災以来初めて年賀状を書きました。喪中のはがきをだした95年以来ずっと年賀状で『あけましておめでとう』と書く気に慣れなくてずっと書いていませんでした。その分、ご挨拶は1月17日に出す寒中見舞いを出しています。

今年は、年賀状を出してくれた友達にだけお返事を出しました。私達家族をずっとそばで見てくれていた友達はきっとびっくりしているだろうな?去年の寒中見舞いも初めて家族の写真入の葉書を出しました。ちょっとしたことなんだけど私の心の変化を感じ取ってくれた友達がたくさんいました。離れていて会うこともほとんどない友達なのにいつもそばにいてくれているんだなって思いました。

そして、いつもHPを見ていますってたくさんの友達が年賀状に書いてくれた。うれしかった。HPをこの間まで閉鎖していたけれどその年賀状をみてまた再開しました。リニューアルは、忙しくて進んでないのでせめて今までのHPを見て欲しくて。

最近は、何を見ても涙が出てきます。悲しい涙もあるけれど感動の涙のほうが多いかな?苦しいことがあっても前を向いて歩こうとしている人の話は、ぼろぼろ泣いてしまいます。

お正月にみたミニモニ。の映画やモーニング娘。の映画でもぼろぼろ泣いてきました。ミニモニ。の映画は、きっと泣かせる映画ではないんだろうけれど今春ミニモニ。を卒業する矢口真里が新しいメンバーに頑張ってねっていうラストシーン…、予想外の展開だったので涙が止まりませんでした。
もうひとつの目の見えない仔犬のお話も、たくさん泣きました。そして、SMAPの中居くんのドラマ「白い影」を見てもまた涙涙…。最近、辛い中苦しんでも頑張って生きていかないといけない、強く生きていかないといけないそんなお話に弱い私でした。

1月18日公開の「黄泉がえり」という映画。たくさんの亡くなったひとがよみがえって来る映画。たくさんたくさん泣くだろうけど観に行く予定です。パパもゆうちゃんも興味を持ってる映画です。その映画でも、亡くなった恋人を忘れられない女の子に対して草g剛君が怒るシーン・・・。予告ビデオを見るだけでぼろぼろ泣いてしまいました。
前を向いて歩き出すことは、頭で考えるほど簡単なことじゃないけどそうやって生きていこうと思っている私にとって心に残る場面でした。

命日の次の日から公開するその映画、時期が時期だけにきっと心に感じるものが多いのかもしれない。