1歳半で阪神大震災で天国へ旅立った息子と生きていてくれた娘のために



SINCE 2000.01.17



 

息子を失った悲しみは私達が生きている限り決して消えることはありません。わずか1歳半で旅立ってしまった息子 息子の命をこれからも輝けるものにするために私達は息子のこと、命の大切さを伝えていきたいと思います。 そしてあの時、生きていてくれて絶望から再び生きる喜びを与えてくれた娘に心から感謝し娘のために今ある命を大切にして生きていきます。

今日は、子供たちの生まれた日


震災後、しょう君のいない初めてのお誕生日。。。
どう過ごしていいか分からなかった

同じように子供を震災で亡くした友達と色々考えた
そして、結論を出した

しょう君のお誕生日をしてあげれるのは
母である私しかいない・・・

私がお祝いしてあげれないとしょう君はだれからも
「おめでとう!!」を言ってもらえないから・・・

そう思って 泣きながら二人分のケーキを焼いて
それぞれに2本のローソクを立てた

涙で、HappyBirthdayが歌えない

ちいさな、ゆうちゃんが 2個のケーキのロウソクを吹き消した
その姿にまた涙が止まらなくなった

あれから11回目のお誕生日の今日

ママのお友達からも
ふたりにお祝いのメッセージをもらった

とってもとってもうれしかった


ママはね、
ふたりのママになったあの日の喜びを決して忘れない

あの日流した、幸せの涙を決して忘れない

今日は、ふたりに会えた大切な大切な日
だから、 涙ではなく、笑顔でお祝いしたいと思う

ふたりの笑顔がママの大切な大切な宝物

その笑顔をずっと見続けたいから
ママも、笑っていたいと思う

ゆうちゃん、しょうくん お誕生日おめでとう 



12歳のお誕生日に

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阪神大震災から

学校の授業で使ってくださったみなさんから
感想をいただきました。




MIDI by happy happy birthday  / 岡本真夜

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