1歳半で阪神大震災で天国へ旅立った息子と生きていてくれた娘のために



SINCE 2000.01.17

息子を失った悲しみは私達が生きている限り決して消えることはありません。わずか1歳半で旅立ってしまった息子 息子の命をこれからも輝けるものにするために私達は息子のこと、そして、命がいかに大切であることを考えるきっかけを伝えていければと思います。 そしてあの時、生きていてくれて絶望から再び生きる喜びを与えてくれた娘に心から感謝し娘のために今ある命を大切にして生きていきます。

 

 

 

震災を乗り越えて・・・
震災からの復興・・・

どの地点を持ってそう言えるのだろう

10年前の私を起点として
今の私を見れば随分前に歩いてきた
と言えるかもしれない

でも、決して、
しょう君の死を乗り越えたわけじゃない

よく言われる
「あなたは、強いね」って

でも、強いわけじゃない
本当は、今にも崩れそうに弱いから
強い振りをして
一生懸命自分自身を支えているだけ・・・

目に見える表面的なものの奥に
たくさんの想いを持って生きている

10年前に震災に遭った神戸の街も同じだと思う

そして、気づいてほしいと思う

復興したように見える街の影で
未だにあの時から時間が止まっている人々がいることを

そして、復興という言葉と10年という時間の流れの中で
心の奥底に閉じ込めるしかなかった想いがあることを・・・

2005年1月5

Enter
阪神大震災から

学校の授業で使ってくださったみなさんから
感想をいただきました。

midi by 「涙そうそう」 夏川りみ

 


以前のページ


承諾番号 J040410604