1歳半で阪神大震災で天国へ旅立った息子と生きていてくれた娘のために



SINCE 2000.01.17

息子を失った悲しみは私達が生きている限り決して消えることはありません。わずか1歳半で旅立ってしまった息子 息子の命をこれからも輝けるものにするために私達は息子のこと、そして、命がいかに大切であることを考えるきっかけを伝えていければと思います。 そしてあの時、生きていてくれて絶望から再び生きる喜びを与えてくれた娘に心から感謝し娘のために今ある命を大切にして生きていきます。

 

 

 

1月17日まであと少し・・・

私の中でその日までの秒読みが始まった気がする

それと同時に、『阪神大震災』を
受け入れることができなくなっている

『阪神大震災』から逃げようとしているのかもしれない


1月17日という日や『阪神大震災』からは、
どんなに頑張っても逃げられないとわかっているのに・・・

しょう君を失った直後
カレンダーから、しょう君の誕生日やこどもの日
母の日、クリスマス、そして1月17日が
消えてしまえばいいのにと思っていた。

どんなに強く、そう願っていても
カレンダーからその日付が消えることはなかった

先日、そのころの写真を見た
人には見せられないほどやつれきった私・・・

でも、少しも恥ずかしいとは思わない
あの時の自分が、
しょう君を失った私の本当の姿だと思うから

今の私は、お化粧をしたり、友達と出かけるようになり
毎日を楽しんでいる私だけど
ふっと、無理をしているなぁと思うときがある・・・

悲しみの中だけで生きていたあのころの私に再会して
あの時の悲しみが、今も変わらないことを再確認して
とってもほっとした気持になった

2005年1月4日


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阪神大震災から

学校の授業で使ってくださったみなさんから
感想をいただきました。

midi by 「涙そうそう」 夏川りみ

 


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