A県のB中学校2年生の道徳の授業で『将君のホームページ』を、
資料としてつかっていただきました。
皆さんからのお手紙をいただきましたので、ここで紹介させていただきます。

お手紙を書いてくださったみなさん、どうもありがとう。


『 お て が み 2 』



はじめまして、しょうくんとゆうちゃんのママさん、学校の授業の時、ホームページを拝見させていただきました。震災の時、あんなに大変なことがあったのが、とても強く感じられました。なのに、しょうくんやゆうちゃん、パパさんに大きな愛情を注いでいるママさんが、とてもすごい人だと思いました。しょうくんが天国へ旅だってから、色々な人にしょうくんのことを知ってもらおうとがんばっていらっしゃるんですよね?僕は、天国にいったしょうくんとしては、とてもさびしい事だと思いますが、ママさんが、こんなにもがんばっているのなら、天国のしょうくんも安心し、うれしく思っていると思います。世の中に、僕たちのようにしょうくんの事を知っている人がたくさんいるし、みんなしょうくんの事を大切な人だと感じていると思います。みんな同じ人だし。天国と地上という差はあるけれど、しょうくんは1人じゃないと思います。ママさん、これからもしょうくんをわかってもらえる人を増やして、そしてゆうちゃんやパパさんに愛情をどんどんそそいでがんばって下さい。僕が、大人になって、子供ができたら、理想の子供像をもちつつ、そればすべてではないと認め、一緒に楽しみ学んでいきたいと思っています。今回は、いろいろな事を学ばしていただき”ありがとうございました。”
P.S 近いうちにホームページを個人的に見てみようと思います。

しょうくんママへ。命の大切さを理解するのはとても難しい事だと思います。でも、しょうくんのママの気持ちを書いただけのホームページは、僕たちの道徳の授業にとても思いが伝わり、命の大切さを理解する事ができました。「しょうくんの死」をわかった時、とても悲しい気持ちになりました。僕は、読んだだけで悲しくなったのだから、しょうくんママは、とっても悲しかったでしょう。とてもしょうくんをかわいがっていたのに…。しかし、ゆうちゃんは、あの大震災でよく、生きていたと思います。でも、ゆうちゃんが、お友達にいやな事を言われたという事を聞いて、とってもいやな気持ちになりました。でも、何もしてやれないので、なんかくやしい気持ちになります。今度、自分の家でしょうくんママのホームページを見たいと思います。 これからもがんばってください。

はじめまして。僕も家族の誰かが亡くなったら、しょうくんママみたいにとても悲しくて、何年たっても忘れられないと思います。しかも、しょくんママは大きな地震で子供を亡くされたから、とても辛かったと思います。それに、まだ一歳半で先は、まだ長かったのにしょうくんは本当にかわいそうです。だから、たくさんしょうくんを抱いてやりたい気持ちは、僕にもわかります。それから、『夢』にしょうくんママと同じように亡くなった家族が出てきたら、一生その夢が覚めないでほしいです。それから、しょうくんが、でてきた夢の中は、とてもうれしくて楽しかっただろうと思います。これからも、しょうくんのためゆうちゃんのためしっかりと頑張ってください。

こんにちは、私は、しょうくんの事を道徳の時間に知って「命の大切さ」について、あらためて考えました。私の家には、震災時のしょうくんとゆうちゃんぐらいの歳の弟がいます。なのでだと思うんですけど、しょうくんママの気持ちがすごく伝わってきて、何回も涙があふれてきました。そして家族の大切さも、わかったような気がします。震災時のしょうくんのことやゆうちゃんのこと、しょうくん、ゆうちゃんへの手紙を読んで、色んな気持ちがわきあがってきたのですが、文にするのって難しいですね。いざ、手紙を書こうとしても、文にできません。でも、命の尊さについて、自分なりにわかった気がします。自分の命、みんなの命、たった一つしかない命、大切にしなければならないと思いました。そして、生きている以上、なんでもに一生懸命、とりくもうと思ってます。

しょうくんママの気持ちがたくさん胸に伝わってきました。朗読のテープを聞いた時、すごくやさしい声で、手紙を読んでいてしょうくん宛の手紙には、ひらがなで全部書いてあったので、すごい心遣いだなぁって、思いました。やっぱり、しょうくんの事は忘れる事ができないともうし、悲しまない事もできないと思うので、今はしょうくんのこともゆうちゃんのことも大切だと思います。今度、ホームページを見てみたいと思います。命の大切さや大事な人を失う悲しみ、自分で体験しないとわからないものだと思うけど少しでも、その気持ちがわかればいいなと思います。修学旅行の時会えたらいいなと思っています。

はじめまして。しょうくんのことを道徳の時に知って、命の「大切さ」「もろさ」「はかなさ」の3つのことを教えられました。道徳の時は、たくさんの人たちが見学に訪れている中、僕は、瞳から今にも、落ちてしまいそうな涙をこらえにこらえて授業に参加していました。クラスの中に号泣してしまった人もいたので、さすがに人前で泣くのは、はずかしいので、家に帰って、ひっそりとHPを見ながらなきました。命の重さは、みんな知っているようで、忘れているような気がします。実際にいじめによる自殺、親による児童虐待、子供の命が日本、世界中でなくなっています。だから、今、自分が「どうなのか」じゃなく、「なにができるか」が、大切だと僕は思います。どんなに自分が苦しくても、それを「忘れよう」じゃなく、「自分の感じた事をどういかすか」が、本当に大切な事ではないかと僕はそう思うのです。僕には、子供を亡くした親の気持ちはわからないけれど、しょうくんのお母さんのHPが好きだから、お母さんにはそう考えてもらいたいです。
P.S メールも送りたいと思うんで、そちらの方もごらんになって下さい。もっとも、この手紙より、メールのほうが早くつくと思いますけれど…。

しょうくんのママの日記を読んで、一つ気になった所があります。それは、”多くの人は、早く忘れた方がいい”と書いていたけれど、私は、忘れない方がいいと思いました。だって、忘れたらしょうくんがかわいそうだから。あと先生が、「ゆうちゃんが『しょうくんのお化けがいる』いわれたことがあった。」と、聞いた時、『何、それ?』と思いました。クラスのみんなも怒っていました。多分、言っている相手も小さくて、大変なことを言っていると、思っていないと思うけれど、許せません。ゆうちゃん負けないで、ガンバッテ!

しょうくんママへ。はじめまして。道徳の時間に、しょうくんの事を勉強しました。すごく感動しました。今でも、ずっと将Kんのことを考えて、忘れられないんだろうなぁと思いました。私も、もし家族の一人が亡くなったとしたら一生忘れられないと思います。しょうくんのママが、2年生にくれたメッセージを読みました。これを読んでいろいろ感じさせられました。家族への愛、命の大切さを知りました。この前、ゆうちゃんがいやな事を言われたと聞きました。それを聞いた時、すごくむかつきました。何でそんなことを言われるのか、その人たちを許せません。私は、しょうくんの事を書いたホームページを見たいんだけど、家にパソコンがありません.今度、きかいががあったら、みたいですね。これから大変だと思います。がんばってください、応援しています。神戸で会えるといいですね

しょうくんのママへ。はじめまして、しょうくんの話、読みました.私は、しょうくんのママの気持ち、全部わからないけれど、でも、話を読んでいて、涙が出そうになりました。しょうくんが亡くなって、6年たった今でも、辛い気持ちはあの時と同じで、変わらないと思います。自分が死んででも、しょうくんに会いたいなんて、しょうくんを思う気持ちがすごく強いんだな、と思いました。きっとしょうくんは、しょうくんのママガ、そういうふうに思っていてくれるだけで、うれしいと思います。将くんのことばかりでなく、ゆうちゃんも大切にしてあげてください。ゆうちゃんがいやな思いをしていると聞きました。なぜだか、私は、悔しくなりました。これからも、苦しくなる事、泣きたくなる事など、いろいろあると思います。でも、負けずに頑張ってください。

しょうくんのママの日記〜2001年2月25日を読んで〜。絶対忘れる事ができない、悲しまない事はできない。と書いてあったので、自分はまだ親ではないので、本当の気持ちはわからないけど、自分の母親が、震災でなくなってしまったらと考えました。たぶんしょうくんママと同じ様なきもちになって何年も泣き続けると思います。それでも、死なないでがんばるともいます。私が死んだら、お父さんやお兄ちゃん達が、悲しんで、また自分と同じ様に死にたいと思うかもしれないからです。忘れろと言われても、絶対に忘れられないし、忘れられないと思います。今回の授業で、学んだことは、命とは、少しの事ですぐになくなってしまうもので、なくなってしまったら、絶対に戻らなくて、多くの人を悲しませるものなんだなーと学習しました。いい学習をしました。今度は、学校でHPを見るのではなくて、自分から、HPを見てみようと思います。これからもがんばってください。

はじめまして、私は、しょうくんへの手紙やゆうちゃんへの手紙を読んでとても悲しくなり、泣いてしまいました。しょうくんたちに一度も会っていない私だって、こんなに悲しいのに、身内の方々は、もっと悲しいと思います。私は、妹や弟が亡くなったことはありませんが、家族どうぜんに飼っていた猫が行方不明になっています。もう2年ぐらい前から…。その時は、悲しくて毎日、毎日、探しまわっていましたが、「もうあの子(猫)は、帰ってこないんだ…」と思うと、探せなくなるぐらい悲しくなってしまいました。でも、今も悲しみがありますが、その親猫がいつもそばにいてくれたので、少しは落ち着きました。だから、私がしょうくんのママに言えることは、『悲しみは、無理に忘れることは、ないのです。自然と消えていってくれるものだから。』と言うことだけです。こんな事しかかけないで、すみません、それでは。

はじめまして。私は、しょうくんのホームページのことや、阪神大震災のことを授業で勉強して、色んなことを感じました。ホームページのしょうくんとゆうちゃんへの手紙を読んだときは、思わず涙が出てきました。私は、同じ経験をしたことは、ないけれどしょうくんのお母さんの気持ちがすごく伝わってきました。それだけ価値のある資料だと思います。新しく書いたホームページを見て、忘れることは、できないと書いていたけれど、私も同じことになったら、きっと忘れることは、できないと思います。あと、この学習を学校だけで終わらせたくないので家でもホームページを見たいともいました。


授業で震災の被害にあわれたかたの事を知りました。世界にたった一つのしょうくんの命と命のおもみや大切さを考えました。私は、震災で亡くなったたち、1人1人が世界にたった一つの命なんだと思うと、それまでふつうの被害者の方の数の見方が変わりました。数字で簡単に書きだされていたけれど、この被害者数は世界にたった一つだけしかない命が、こんなに奪われていったんだと思うと悲しくなりました。しょうくんのいきていた、少し短かったけれど、この時間は、決して無駄ではなかったと思います。これからも、がんばって下さい。