A県のB中学校2年生の道徳の授業で『将君のホームページ』を、
資料としてつかっていただきました。
皆さんからのお手紙をいただきましたので、ここで紹介させていただきます。

お手紙を書いてくださったみなさん、どうもありがとう。


『 お て が み 1 』



はじめまして、道徳の授業でホームページの中の日記を読みました。病院の中で心臓マッサージをしているところを読んだ時、私は『将くんは助かる』と普通に、なにも考えなくてもそう思っていました。心臓マッサージでもダメで、将くんが亡くなった時、私は、悲しかったです。もし、私の大切な人が死んでしまったら、私はどうするのか、どうなるんだろう、と思いました。想像しても、全然わかりません。あの阪神大震災で、大切な人を亡くしてしまった人がたくさんいるのに、今、色んなことで命を落としている人がいるのはとても悲しい事だと思います。私は、この道徳の時間で、命の大切さを知ったので、みんなや自分の命を大切にしたいです。ホームページの日記を道徳の授業で読ませていただいてありがとうございました。

私は、最初の道徳で勉強した時、自分のことのように胸がつまりました。初めて話を聞いた私がそんなんだから、このパソコンを打った人は、もっとつらいし、すごく心に傷を負っているんだなぁーと自分におきかえて考えていました。自分の身近にいる大切な人を失う悲しみ。あの時に、助けられなかった悔しさ。後悔。そんなことを思うと、ただ「あー、そうだったんだ」とおもうだけじゃなくて、自分のこととして考えたいと思って、よく文章を読んだ。本当にこの授業を通して、少しだけかも知れないけど、命のこととか、人を思う気持ちとか、館学科たが少し変わった。そして、自分が大人になってもこの気持ちを大事にして、これからの生活に生かしたいと思う。

ぼくは、ホームページを見て、命の大切さがわかりました。たとえば、ぼくは怒ったりすると、すぐ「殺すぞ」、「ぶっ殺す」などのひどい言葉を簡単に遊びでいっていましたが、それは遊びでも言ってはいけないことだと思いました。それと、自分の一つしかない大切な命でせいいっぱい生きていこうと思います。このホームページは、ぼくに命の大切さを教えてくれました。ぼくは、命を大切にしていきたいと思います。ありがとうございます。

最初は、道徳の授業で阪神大震災のテーマから始まった。しょうくんのお母さんの日記をもとに学んだことは、とても勉強になりました。どうもありがとうございました。この道徳の授業を中心に人を思いやる気持ちだとか、人を大切にする気持ち等、様々な事を知り、いろいろな考えをもてるようになりました。実際、最初はどんななものだろうと思いながら読んだプリントは、読んでいくうちに、とてもかわいそうだな、と思いました。小学生の頃、ニュースで阪神大震災のことが出たときには、そういう気持ちは少ししか思わなかった。でも、今になって、そんな1人1人取り上げていくとすごい悲しみになります。とても辛い悲しみからぬけだすことはすごく難しく苦しいことだと思います。3月3日に配布されたプリントでも色々な事を教えてくれました。修学旅行の時に、一度でもいいから会えるといいですね。道徳の授業を通して、とても勉強になりました。どうもありがとうございました。

地震があった時、私は小学2年生でした。テレビで火災があっている様子などを見ていました。でも、全くといっていいほどに同じ国で思ったことを同じ人間に、起こったことという実感がありませんでした。そして、日がたつにつれて、多くなっていく死傷者の数も”こんなにたくさんいるんだ”ぐらいにしか正直な気持ち、思っていませんでした。でも、今回、しっかりと地震の事を授業でやって、そうじゃないんだなと感心しました。パッと数字で死傷者の数が出されても、その1人1人の周りでの悲しみや苦しみが大きいかという事を知りました。当たり前のように、いつも側にいる家族が自分の横で天国へ行ってしまうというのはすごく苦しくて悲しい事だと感じました。やっぱりしょうくんが、いた時間は忘れる事ができないし、忘れる必要もないと思います。自分の大切な人は、しっかりと心にいると思います。

2月25日の日記を読んで、私は早く忘れてはいけないと思います。そして、悲しんでもいいと思います。悲しんで泣いてばっかりはいけないと思うけれど、たまには、泣きたくなったときは、泣いても悲しんでもいいと思います。泣いてすっきりする方が、いいと私は思いました。この学習を通して、震災の恐ろしさを知ることができました。ニュースとかでは、見ましたが、実際あった話を詳しく聞いてショックと驚きの連続でした。一番最初の授業から今回まで、たくさんのことを学べました。「やさしい心」という詩をよんで、私は、最近やさしい心を持つ事が減ってきている人では、ないかと正直思いました。この詩を読んで気がつくことができて本当によかったです。今から、やさしい心を持って、人と接していこうと思います。ゆうちゃんのクラスでしている『今日のありがとう』、私はすごいと思います。相手の悪いこと(欠点)を見つけるのは簡単ですが、いい所(利点)を見つけることは、難しい事だと思います。話は変わりますが、私は最近、パソコンを始めました。まだ、父に教えてもらわなければあまりできませんが、これを読んで今日、さっそくホームページをひらいてみようと思います。これからもよろしくお願いします!

この前からの道徳の授業で、しょうくんの話を聞いていて、しょうくんママはすごい人だなって思いました。この授業があってから、何度か私は、「命の尊さってなんだろう?」って考えた時もありました。よくわからなかったけれど、しょうくんのママの話を聞いているうちに、命ってぜったい1人 ひとつしかもってないのもだし、それひとうでもなくしたら、困るのは、自分だけじゃなくて、まわりの家族とかその人に関係する人全員が悲しみます。それだけ大切なものだと、すべての人が知っていたら、自殺とか他の事件とか、なくなるんだなぁって思いました。だから、私も
その一番大切なものをぜったい、なくさないY法にしようと思ったし、しょうくんのママにも、もっと、もっと元気になって、しょうくんのことを、もっとたくさんの人に、知ってもらいたいと思いました。

今回の学習は、自分にとって、とてもためになりました。命の大切さ、家族を亡くしてしまう悲しみ、本当に色んなことをまなび、これからの自分の考え方にいかしていけると思います。(いかしていきます。) 自分の経験した悲しみをHPに公開して、みんなに命の尊さを伝えれることはすごい事だと思いました。しょうくんが亡くなってしまっても、しょうくんを思う気持ち、しょうくんから思われる気持ちは、どんなことがあっても ”絶対” だと思います。しょうくんが、亡くなる時に側にいてあげれたことは、しょうくんにとって幸せな事だったと思います。自分に自信を持ってこれからも、頑張ってください。

しょうくんとゆうちゃんのママへ。僕たち、2年生にメッセージをありがとうございました。僕は、しょうくんのことを道徳の時間に聞いて、命の大切さ、命の尊さを感じました。震災のあったときの情景を頭に浮かべながら聞きました。僕は、しょうくんママの悲しみを聞いて、僕の父や母にそんな気持ちにさせたくないな、と思いました。僕は、道徳の時間に話を聞いた後に、「感想を書いて」と言われても、うまく言葉で書けませんでした。自分の気持ちを言葉にするのは、とても難しいです。でも、しょうくんママは、自分の気持ちをHPで言葉でのせているのはすごいな、と思いました。道徳の時間が終わった後、胸がいたかったです。

僕は、3学期の道徳で阪神大震災のことを勉強してよかったと思いました。勉強する前は、阪神大震災の事を忘れていました。1月の中旬にテレビで阪神大震災の映像が流れているのを見て、「ああ、こんなこともあったなぁ」という感じでしか思い出していませんでした。そして、2月の道徳でしょうくんのことを通して勉強した時、多くの人が亡くなり、多くの人がその事を悲しみ、くやんでいることを忘れていた自分が『なさけない』と思いました。だから、阪神大震災のことを忘れないことしか、自分にはできなかったけれど、こうやってしょうくんママに返事を書くことができてうれしいです。しょうくんの死は、悲しい事だったけれど、こらからも頑張ってください。