素敵な出会い 中学校編

今年、ホームページを通して素敵な出会いがありました。

2001年の1月、ある中学校の先生から、「将君のホームページ」を学校の道徳の授業で使わせてほしいというメールをいただきました。
個人のホームページを中学校の授業で使っていただけることはすごく光栄でした。

私が当初、思っていたよりも内容の濃い授業にしてくださったようで、びっくりするとともにそれほど「将君のホームページ」大切に扱ってくださったことに感謝しています。

彼らは、震災ということを学び 4月には修学旅行で神戸へやってきました。そこで私たちと中学校の皆さんとの始めての出会いがありました。授業を受けた生徒のみなさんとの交流の始まりです。

私達にとって、「将君のホームページ」を授業で使ってくださった事は、とてもプラスになりました。皆さんとの出会いが、私の心の大きな支えになって今年一年を過ごすことができました。多くの人に将君のことを知ってもらえるという事はもちろんですが、家族で一緒に将君のことを考えるきっかけになるような気がしています。

私にとって、将君のホームページと優ちゃんは切り離せないものです。私がホームページを作っていくうえで、きちんとわかってほしいと思っていました。
ホームページを通じての交流で、メールだけでなく、神戸、大阪で皆さんとお会いすることが優ちゃんは、自然とホームページを理解するために大きな力になりました。
 
私自身も、交流を通じてたくさんの事を考えました。
そして、将君がもたらしてくれた出会いというものに感謝できるようになりました。天国へ旅立っても、私たちに与えてくれるものがあったことがすごくうれしかったし、将君ってすごい子だなってわが子ながら思いました。

前回、新大阪で中学校のみんなを見送ったときに、優ちゃんが「ママ、また会えるよね」と何度も何度も言っていました。
私も、皆さんが卒業するまでにもう一度お会いしたいとずっと思っていました。そして、今回、その中学校へ行く機会が与えられました。

8ヶ月ぶりに会うということでとっても緊張しました。生まれて初めて、大勢の人の前で話をする事になりました。

そして放課後に一部の生徒の皆さんとお話しする機会がもてました。恥ずかしがっていた優ちゃんも、お兄ちゃんお姉ちゃんと絵を描いたり折り紙をしたりしました。
優ちゃんも帰りたくないと言い出すぐらい楽しい時間をすごせたようです。

ホームページというネット上での出会いが、現実に会うことができ、そして再会があり、ネットからの広がりのすばらしさを感じずにいられませんでした。

私は、その中学校の皆さんとの出会いを大切にしたいと思っています。
3年生の皆さんもこれからそれぞれの生きる道を求めて進んでいかれると思います。自分にとって何が大切なのかを感じながら、いつか自分の人生で過去を振り返るときに楽しかったなって思える毎日を歩んでほしいと思います。それは、私自身へのメッセージでもあります。

今回、私たちの再会にかかわってくださったすべての皆様に感謝します。