ずっと
理想を夢見て生きてきた
人に優しく思いやりをもって生きていきたい
そう信じて生きていけば
多くの人は、いやな思いをせずに
幸せを感じてくれる
それを信じて育ってきた
そうして生きていくことがいいことなんだと・・・
でも、現実は違う
いろんな考え方の人がいる
そういう生き方や考え方を
おかしい思う人もいるだろう
うっとうしいと思う人もいるだろう
信じられないと思う人もいるだろう
たくさんの人と出会うことで
自分とは違う考え方生き方をしている
人がいることに気がつく
そんな人達とであった時
その人を責めるのだろうか
あなたは、間違っていると・・・
でも、きっとその人も責めるだろう
あなたは間違っていると・・・
それぞれにとって、それぞれの考え方が
正しい考え方で信じている考え方
相手の気持ちになって考えてみる
きっとどちらも間違っていない
ただ、考え方生き方が違うだけ
どんなに頑張っても限界がある
100%理解出来ることはない
100%理解してもらえることはない
理解し得ないお互いの生き方
自分とは違う相手を認め
自分とは違う相手を受け入れたい
そう思って生きてきた
そうすることで、たくさん悩んできた
人にもいやな思いをさせてきたかもしれない
でも・・・
これからもそう思って生きていきたい
きっと、沢山苦しむことがあるかもしれない
きっと人を信じられなくなる時もあるだろう
相手を理解しようとして苦しみながらも
結局は理解することが出来ないかもしれない人生
相手が傷ついていることさえも気がつかない
気がつこうとしない人生
どっちが楽なんだろう?
子供にどっちの人間になってほしい?
子供が苦しんで傷ついて泣いている姿を見たくない
じゃあ、相手のことを考えず
傷ついていること気がつかない人間でもいい?
そんなことはない
人のことを思いやって
傷ついている人を見た時にその人の痛みを
わかる人になってほしいと思う
いつか傷つくことがあるだろう
ぼろぼろになってしまうことがあるだろう
そんな時に、そこから歩き出す強さを
持っている子になってほしい
ぼろぼろになった時にそばにいて
手を差し伸べてくれる
そんな友達を作れる子になってほしい
それには、友達が困った時にそばにいて
手を差し伸べられる子でなければ
ならないのかもしれない
子供には、そんな人間であってほしいと思う
たとえ理想だとしても・・・
喧嘩したっていい
意地悪をいってしまってもいい
ただ、
後になって相手の気持ちに気づいた時に
謝ることができる
やさしさと強さを持った子になってほしい
すべて私だけの理想
2003年2月7日
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