★阪神大震災で天国へ旅立った息子と私を支えてくれている娘のために…★

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1993年7月
我が家に男の子と女の子の双子の
兄弟が生まれました。

将君は1995年1月17日午前5時46分に、
阪神大震災で1歳半で天国へ旅立ってしまいました。


私たちは、このホームページを通して
亡くなった息子がこの世に生まれて
生きていたという証と
そして、生きていてくれた娘へのパパとママの愛情を
伝え残していきたいと思います。



お店に並んでいるChristmas Goods
をみると
ことしもクリスマスの季節になったんだなってわくわくしたり、
家族4人で過ごしたクリスマスを
思い出すととてつもなく寂しくなったり・・・
そんなクリスマスが今年もやってきます。


毎年、クリスマスの時期に私の頭の中に
浮かんでくる物語のワンシーンがあります。

それは

『マッチ売りの少女』のクリスマスの日のシーンです。

マッチを売っている少女が、雪の降る中で
幸せな家族のクリスマスパーティーの様子を
外から見ている場面です。

「暖かい部屋にいる幸せな家族」と
「一人ぼっちで寒い外でマッチを売っている少女」

わたしは、ずっと外でマッチを売っている少女・・・だった。
絶対に入ることができない幸せな家の中・・・だと思っていた。

あれから8年がたとうとしています。

やっと、私は暖かい家の中にいるのかな?
って思えるようになりました。


息子の存在が、私たち家族にとって
永遠であるということに自信を持つことが
できるようになったからです。

そう思えるようになったのも
娘の存在のおかげだと思っています。

娘は、悲しみのどん底にいた私達に
再び生きていく楽しみを与えてくれていました。
わずか1歳半だった、娘が
自分のすべてを主張し精一杯表現しながら
私達に生きる希望を与えてくれたからです。


今年のクリスマスも去年と同じように
楽しく素敵なクリスマスに
したいと思っています。

今、ここにいる娘と一人旅だった息子の

笑顔を

たくさん 見たいから・・・


ここに、来てくださる皆様にとっても
素敵なクリスマスが訪れますように・・・・


2002年11月17日



阪神淡路大震災から


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将くんへの手紙

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