2002年10月17日 北朝鮮拉致問題の一時帰国のニュースが毎日テレビで放送されています。ほとんどテレビを見ない私ですが、あのニュースには、釘付けです。日本に帰ってこられて再開されたあの場所に死亡とされた方の家族もいらっしゃったということ。その家族の方のことを思うととっても複雑な想いです。御家族の方は、自分の子供たちが生きていると信じていますと言っていました。 ゆうちゃんの学校で今度参観日がある。 テーマは、『自分見つけ』。 「自分発見」で、私のいい所や直したいところ、楽しいと思うときなどをゲームをしながら自分を紹介していくらしい。自分を見つめなおす事で「自分が好き、自分を大切にし、誇りに思う。」という『自尊感情』の気持ちを再確認していく。そして、その気持ちが他人のことを大切にしようという気持ちに発展していく事が狙いだそうです。 とっても素敵なテーマだと思う。ただ、これが本当に大人になるまで子供たちの心の中にきちんと刻み込まれるかというと、それは期待できないと思う。それは、大人がそういう気持ちを持っていないことが多いから。いくら学校でそのような授業をしたとしても、その後、子供たちを取り巻く環境が、そうでなければ子供たちの中に自分を大切におもったり相手のことを大切に思う気持ちはわいてこないと思う。 子供たちの前で平気で人の悪口を言っていると子供は、それを普通だと思う。大人が、それを意識して子供と接していく必要があると思う。この授業参観に出席したお母さんたちたち、一人でも多くの人がそのことに気がついてほしいと思う。この参観日は、子供たちのためでもあり、お母さんたちのためにも意味を持ってほしいと思います。もちろん先生方も同じです。 この授業に使うために、おうちの人に「子供への手紙を書いてください」という宿題がでました。子供のいいところやこんな風に育ってほしいとか、ほほえましいエピソードを書いたり、家族の中で自分はかけがえのない存在だと気づき自分を大切に思うきっかけになるような手紙。 日ごろから、ゆうちゃんにゆうちゃんがいることの大切さを話している我が家。私は、ここぞとばかりゆうちゃんにパパとママが大切に思っているという気持ちを書くことにしました。用意された紙には書ききれないほどかいてしまった。その用紙は、もう、学校へ提出してしまったので、そのままではないけれど、ゆうちゃんへの手紙を紹介したいと思います。 |